4/22-4/23の2日間は、フランス、アメリカの2ヶ国と中継を繋ぎ、オンライン勉強会でした。

今日は、そこで学び、感じたことについて載せようかと思います。


4/22(月)

この日は、地域保健さんのオンライン勉強会で、公務員さんから議員さんから、医師、看護師、心理士が受けられ、※セクスロジストに学ぶ『子どもの性•同意』というテーマで、講師にフランス人のクロード•ジオルダネラさんが呼ばれ、通訳として、安發明子さんがしてくださりました。


勉強会の中で、今回の内容を要約しますと、、、


フランスでは、幼稚園(3歳から義務教育)から愛と性について学び、皆でよりよく生きるという生(性)的目的意識について考え、性的同意についても年齢問わず、相談及び頼れる人がいるのかを教育者等がきちんと把握しておく必要が求められ、日本/世界的でもタブーとされていますが、きちんとした性教育においては性器についてもきちんと名称での認識をしてもらうことが大事とされ、愛と性、それら関係性における理解をその子ら自身、一人一人がきちんと学び、考える時間がきちんと取られ、性的健康に対する意識の高さ、性教育における個別と集団での充実さなどが、クロードさんの話から感じられ、性的行為/欲求に対する『同意』においても、自分の身体が求め、その時間的経過における変化ということをきちんと判断できることが、大事なのだと聴き、実に哲学的であり、文化的水準の高さが感じられました。


※セクスロジスト:性に関する専門資格、性に関するトラブル相談等を業務とし、医者/看護師/助産師等が取られている。


4/23(火)

この日は朝の早くから、オンライン勉強会として、アメリカでプライマリケア医をされている先生より、『アメリカと日本の精神医療の違い~プライマリケアの導入と課題~』について学ばせて頂きました。


現在、2025年、2040年問題が目前に迫りつつあり、今月よりトリプル改正がされた、医療/介護、障害福祉であったり、在宅医療/地域医療が言われている分、日本でもプライマリケアという意識は高まりつつあるかなぁと、感じてはいましたが、お話を聞いていますと、まだまだ日本における精神医療は先送りされているかもしれないと感じてしまったわけで、専門という意識の違いであったり、患者さんに対する配慮及び寄り添い等に対する医師の立場という違いを聴き、なら、カウンセラーはどうであるかという自己に対する問いかけであったり、様々な分野におけるDX化と取りこぼされる者たち含め、分断社会における日本的な棲み分けがもたらしている不便と利便について、改めて向き合い、考え、行動したいと感じました。