昨日は奈良県立医科大学脳神経内科の先生方との難病患者さんの理解と支援、状況と治療に関する勉強会に参加させて頂き、岐阜大学大学院医学系研究科脳神経内科分野の教授である下畑先生の『死を望む人にわたしたちはなにをするべきか』という講演に色々と考えさせられました。

今年に入り、クライアントさんが亡くなっていることや、希死念慮が強い方などの精神療法を行い、緩和治療に移られた末期ガン患者さんの心理的ケアを行っているだけに、今回の勉強会も大変、考えさせられるものとなりました。

現在、338もの難病があり、様々な神経的、肉体的、精神的に追い詰められている人がいて、死を望む人もいますが、その臨床倫理における課題と言いますか、人の死に対して、私は児童心理カウンセラーとして、何かと考えさせられるのです。

なんというのか、人の死とは、本当に不思議なものですね。