「赤毛のアン」のアニメが大好きだった。
小さい頃アニメで見て、再放送の度に見た。
大人になってからも、レンタルして、見返した。
大人になって見たら、
アンがどうして想像力豊かな女性になったのか知った。
非常に辛い幼少期だったので、
想像力を働かせて、豊かな感受性を守ったのだ。
今日は、「赤毛のアン」のマシューを思い出した。
昔から治療をしてもらっている病院に行ったら、
患者が少なくて心配になった。
何日も病院に通った。
治療が終わっても痛みがあった。
しびれまででてきた。
そのままそこで治療してもらうか、新しいところに行くか迷った。
思い切って、新しいところに行った
設備がすごく整っていて、詳しい説明をしてくれて、
とても安心した。
私が行っていた病院は、お年寄りの先生。
機材も昔のままだ。
心が痛んだけれど、私は新しいところを選んだ。
マシューはアンを育てた人で、非常にアンをかわいがっていた。
マシューは、銀行にお金を預けていた。
その銀行が倒産するという噂を聞いて
銀行に行って、噂を確かめた。
「大丈夫だ。」と言われ、
お金をおろさなかった。
他の人たちはおろした。
でも、銀行はつぶれてしまった。
マシューは、ショックで発作がおこり
亡くなってしまう。
何度も見返してきたアニメは
非常に影響を与えることを実感した。
病院を変えたことで
マシューを思い出した。
私は、結局不安の為に新しいところに行ってしまったけれど
何か大事なものを失った気がする。
何度も見返してきたアニメや、本は
胸打たれる登場人物の行いで
何かの場面で、
おかしな方向にいくのを引き戻す力があるのではないかと思った。