映画「スタンド・バイ・ミー」は
私が初めて出会った映画だ。
中学時代の四人組で
何度も見た。
出演者たちの少年時代が、私たちの中学時代と重なって
ワクワク、ドキドキさせられた。
あの時代しか持ちえない友情や痛み。
あの魂の輝き。
夜、火を囲み
リヴァー・ジュード・フェニックスの「俺って女々しいよな。」と涙ぐむ姿が
目に浮かぶ。
夜は素直になれる。
素直な言葉がこぼれる。
「俺って女々しいよな」と友人の前で泣けたことで
リヴァー・ジュード・フェニックス演ずる、クリスは
あの瞬間だけでも楽になれたかな。