田中邦衛さん。

 

田中さんを思い出すとき

 

やはりドラマ『北の国から』を思い出す。

 

一番に思い出すのは、

 

思い出したら涙がでてくるのは、

 

田中邦衛演ずる黒板五郎が、息子、じゅんが地元の田舎から都会に旅立つ時に、

 

なけなしのお金を渡し、

 

じゅんがそのお金を封筒から出した時、

 

その一万円札二枚に泥がついているのを見て

 

涙を流すのだ。

 

書きながら、涙が出てくる。

 

小さい頃から、お父さんが自分たちを育てるために

 

苦労してきた姿をみてきたじゅん。

 

その二万円がどんなに苦労して生み出したお金なのかも知っている。

 

その二万円についている父の手についていた泥を想像するじゅん。

 

『北の国から』は、きれいごとじゃなく、

 

等身大の人間の真実を描いているから、

 

強烈に、感動する。

 

 

もうワンシーン思い出すのは、

 

黒板五郎が、

 

吹雪の中、後にも先にも行けなくなり、

 

一人夜を明かすシーンだ。

 

子供たちの為に何が何でも生き抜くという精神と、

 

自然と共に生きている男性の

 

生き抜く手段。

 

父を思い出すシーンだ。

 

父は、無口で、ぶっきらぼう、友人という友人もいない。

 

でも、いざという時、無意識に人々は

 

父が助けてくれることを、手段をみつけてくれることを知っている。

 

絶対に生き抜く精神と、手段を知っている。

 

 

田中邦衛さん。

 

また、あなたを見る為に「北の国から」を見返しますね。

 

 

 

そして今日、めでたいニュースを知った。

 

有吉弘行さん、夏目三久さんのご結婚。

 

お二人のこと、あまり知らないけれど

 

芸能人の結婚で、初めて涙が出た。

 

辛い思いしていたんだろうなと想像がつくから。

 

良かったねえーんと心から思った。

 

ご結婚おめでとうございます!

ラブ