NHK 「あの人にあいたい アンコール 赤塚不二夫」で、赤塚不二夫さんがおっしゃっていました。
手塚治虫さんが、トキワ荘に住んでいた人達に伝えたこと。
「君たち漫画家になりたかったら、一流の映画を見なさい、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。
漫画から漫画を勉強するんじゃないよ、そういうものを自分の身に着けて、そこから自分の世界を作っていけ!」
僕らはそれを守ったの。
これは、前から名言集などで知っていた言葉です。
でも、何が一流かさっぱりわからない。
仏教の「唯識」をほんの少しかじった上で思ったのですが、
もしかしたら、唯識を学んでいたら、何が一流かわかるのかな。
誰がみても、坂東玉三郎さんは、一流だとは思うのですが、
唯識に関する本を読んでいると、坂東玉三郎さんを思い描きました。
きっと、芸を高めながら、自然とトレーニングをして、心の奥底から智慧に満ちた、悟った人・ブッダになったのかなと思いました。
でも、たまたま坂東玉三郎さんは、テレビで話す内容を聞いたから、唯識と繋がったけれど、
なかなか、確信をつく会話にいくかどうかもわからないし、
やはり、一流かどうかは、自分で感じないといけないのかな。
映画、音楽、芝居、本、何が一流かわかりますか?