山本鈴美香さんの漫画『エースをねらえ』は、本当に素晴らしい。

 

何度も繰り返し読んできた作品です。

 

漫画や、哲学が好きな男性で、テニスをされている男性がいて

 

読む本についても話が合うので『エースをねらえ』をすすめたのですが、

 

テニスに恋愛は持ち込みたくないと、かたくなに読まないのです。

 

確かにこの漫画は、恋愛もありますが、それだけではない、素晴らしいものがあることを

 

いかに力説しても、キラキラした大きな目、少女漫画のイメージが強いせいか

 

全く気持ちが変わらないのです。

 

オススメ本は読んでくださるのに。

 

絶対『エースをねらえ』を読んだら、

 

気に入ってくれること間違いないと思うのですが。

 

でも、きっと私もそんなところがどこかあるのだと思う。

 

この本は難しいと思い込み

 

読み進められない本などが多くあるのではないかと思う。

 

少しでも思い込みを捨てて

 

飛び込んでいくことが大切なのだと思う。

 

もちろん、無理強いをしてはいけないから

 

人それぞれの自由なのだけれど。

 

その男性に本当に必要なら

 

またどこかで『エースをねらえ』を読む

 

タイミングがあるかもしれませんしね!

 

 

『エースをねらえ』は、女子高生岡ひろみが、

 

テニスをされている先輩、お蝶夫人にあこがれて、それだけでテニス部に入るのですが、

 

宗方コーチに見いだされて、世界で闘えるテニスプレイヤーに成長していく物語です。

 

宗方コーチは岡ひろみをテニスプレイヤーとして成長させるため、

 

自分の死さえも利用するのです。

 

自分が死んだら、岡ひろみは慟哭に陥る。

 

慟哭から立ち上がったものは強いと、

 

親友のお坊さま、桂大吾に、ひろみを託すのです。

 

自分が死んだ後の岡ひろみのことを、綿密に桂大吾と計画を立てます。

 

宗方コーチによって

 

岡ひろみを始め、他の人々も成長していきます。

 

宗方コーチの生き方を目にして、同じ時代に生きたものとして

 

恥じぬように生きたいと。

 

『エースをねらえ』を気になっていて、まだ読んでいない皆さま

 

良かったら、ご覧になってくださいね。