梨木香歩さんの本を読んでいると、

 

なんとなく、

 

梨木さんの家は古民家で、きれいにされているのかな。

 

そして、服もしっかりとアイロンがかかっていて

 

美しい立ち姿の方なのかしらと想像してしまう。

 

文章から、丁寧さが伝わってくる。

 

 

ちょっとした小説の人物のやりとりに、

 

たくさん気持ちがつまっていて、

 

私たちが言葉にできない気持ちを、

 

しっかり言葉にしてくれている。

 

表現もとても素敵です。

 

例えば

 

主人公の女性と、ヤービが初めて出会った時

 

「今までの短い人生を、お日さまのしたではたっぷり汗をかき、

 

月明かりの下ではたっぷりさまざまなことを考えてすごしてきたような

 

そんな男の子の顔をしていました。」

 

と書かれていました。

 

そんな風に感じても、そんな風に言葉にするのが難しいのです。

 

ミスチルの「HERO」の歌詞にもそう感じたことがあるなぁ。

 

 

 

 

とても素晴らしいです。梨木香歩さん。

 

また、感想を書きます。