『アフリカから、あなたに伝えたいこと』
このエッセイに、
「相手に表現することは思いやり。」と書いてありました。
私は、末っ子に生まれたせいか、
他者に喜びや、感謝を思い切り伝えます。
悪かったら謝ります。
これは、母親がとても素直な人だからだと思います。
母親がいつも笑顔だったからだと思います。
シャイな父に後ろから抱き着いたり、
素直に愛情表現を見せてくれました。
表現をすることが苦手で、それを自分で克服しなければいけない人だっています。
私はその点、本当に恵まれているのだと実感しました。
友人は大事な言葉を言えないと言っていました。
それは、お母さんの影響だと。
お母さんはとてもいい人だけれど
大事な言葉を言えない。
それは、非常に子どもにとって苦しいことだと。
友人自身も言えなくなってしまったと。
そして、友人も子どもをすごく愛しているのに、
大事な言葉を言えないそうです。
いつも笑顔の友人の根っこにある辛さを感じました。
お母さん、ありがとう。
当たり前にあるものは、当たり前じゃない。
この本の中に今読んでいる漫画『ふしぎの国のバード』と同じ言葉がでてきました。
アフリカの人たちの多くは基本的に根が明るく、いつまでもくよくよしないで
たくましく生きていますし、死が身近にあるからこそ、今日を、今を生きている喜びといった
人間として生きる基本を知っているような気がします。
そして、革命児の言葉。
志を立て、人に対する思いやりを持って、等身大の自分で生きる。