この三連休は湯治を予定していた

 

「湯治」という響き、懐かしい

私が子供の頃、母が山中の温泉に湯治に行ってたことを思い出した

 

 

極寒のこの時期に、湯治する

私の憧れでもあった

 

この温泉の事は以前から知っていたが、「大したことないでしょう」

くらいにしか思ってなかった

 

ある時、知人から建物もリニューアルし、食事もそこそこ良かったよと聞いた

 

 

家から車で20分程の場所

晩秋に初めて行ってみて、お湯がつるんつるんしていることにビックリした

まるで美容液のお湯に入ってるみたいにトゥルントゥルン 

(ちょっと大げさ?)

 

 

日帰り入浴、宿泊、湯治コースなどがあり、

この時2月の三連休、2泊3日の湯治コースを予約した

 

 

湯治って私は初めて

一般の宿泊と違って、浴衣やバスタオル等は付かないらしい

「寝巻と寒くないように羽織るものを持ってきてください」と予約の際に言われた

 

 

そう言えば、湯治と言えば昔は食材等を持って行って、共同炊事場で自炊というイメージ

 

今の湯治コースは食事は提供されるし、洗面・トイレ等も共同ではない

お風呂(温泉)だけ各部屋に付いてないだけで、普通の旅館やホテルと同じ

 

床は温泉を利用した床暖房で、裸足でも温かい

 

100%源泉掛け流しのナトリウム塩化物泉

 

 

廊下の風景

 

私達のお部屋は「杜若 カキツバタ」

 
 
 
他のお部屋には、「萩」・「さつき」・「蘭」等の花の名前がついている
 
 
 
 
宿泊初日、部屋の窓からみえる景色
 
何もないただの雪景色
 
 
 
 
 
翌日は大粒の雪が降っていた
 
 
 
 
夕食は普通の家庭の料理
 

 

カレイの煮つけ、揚げ出し豆腐、イカのお刺身、すき昆布の煮物、もやしの和え物

 

平凡な和食

 

「夕食は17時です」と係りの人

 

ええっ~  「その時間はまだお腹空いてませんが・・・」と私

 

係りの人 「でもみなさん一緒に集団で摂ってもらいます」

 

 

 

ダイエット中の私にはちょうど良い内容の夕食でも、

そんなに早い時間に食べると、夜にお腹が空いて間食してしまうのでは・・・

と不安がよぎる

 

 

 

でも、初日は温泉に入ったりTVを観たりで10時に寝たので大丈夫だった

しかし~

二日目の夜は、持参したカップヌードルを食べてしまったけどねてへぺろ

 

 

 

朝食はこちら⇓

 

超シンプル

 

 

 

温泉は内湯も露天風呂もとっても気持ちがいい~

 

一日3回は入ったから、二泊三日で合計6回入りました♨

 

 

半露天風呂

 

 
 
 
 
 
体はポカポカで、頭は冷気に触れてスッキリ
 
 
 
 
こちらは内風呂から見た景色
今朝6時半頃
 
 
 
朝食は7時30分と限定されてる
朝寝坊すると、朝食にありつけません
 
 
 
 
こちらの温泉はユニークで、社長は市の中心部で生鮮食品やお惣菜等の
大きな販売店(スーパー)を経営している
うなぎの蒲焼が有名で、土用の丑の日には行列ができる老舗
 
そのお店から温泉までは無料送迎バスが運行している
 
車を運転しない人にとっては、大助かりでしょうね
 
 
 
そして温泉の建物の中には、こんなものがあちこちに飾ってある
 
 
 
 
拡大してみると
 
 
どうも社長の趣味のようで、この文字は社長が書いたもの
 
絵も?   それは分かりません・・・
 
 
 
この温泉の敷地(山や耕地)には観音様や仏像などが点在し、
散策して自然を楽しめるらしい
 
春はツツジ、秋は紅葉の頃がまた見ごろとの事
 
その頃にまた是非来てみたいものだわ
 
 
 
 
余談ですが
 
家から車で20分って距離はとても便利
 
昨日は、宿で朝食後9時過ぎに家まで母の血圧測定器を取りに戻った
 
というのは名目で、実は一人でじっくりとDVDを見たかった
 
 
「カルテット」9話と最終話
 
母のじゃまも入らず2話見た
 
うーん、そうなのかと思う展開
 
一生さんはやっぱり素敵で・・・ラブ
 
 
 
 
誰もが心の闇や葛藤を抱えて生きて来た
 
それが明らかになっても、やっぱり変わらない4人の関係性
 
恋愛感情あり、人間模様あり・・・
 
 
 
その中でなんか大事なことを学んだ気がした
 
その人が過去にどんなことをしてきたとしても、今のその人を見よう
 
今のその人が好きなら、過去にどんなことがあってもやっぱり好き
 
周りの環境や他人の目の影響を受けないで、自分でその人をしっかり見ようよ
 
 
と、私は感じた
 
 
 
人間長く生きてれば、人に言いたくない事や知られたくない事一つや二つあるでしょう
 
でも今前を向いて頑張ってたら、過去に囚われることないでしょうって・・・
 
 
脚本を書いた坂本祐二氏
いいドラマ作ってくれました
なぜ10話と短いんでしょう?  もう少し見ていたいのに・・・
 
 
そして主演の四人の俳優もさすがの演技
 
一生さんは勿論だけど、すすめちゃん役を演じる満島ひかりさん
いい感じの女優
今まであまり興味なかったけど、見直しました
 
 
「ちょっと家に行ってくる」って母に告げて、2時間どっぷりドラマに嵌って・・
また温泉に戻り昼食を食べる
 
 
これ、近場だからできる事
 
便利だわ~
温泉が我が家の庭みたい・・・
 
 
「今度は五月の連休にでも泊まろうか」とさっそく母と話したけど、
いつも一人部屋で寝ている私にとっては、母と同じ部屋で二泊はトレスショボーン
 
 
やっぱり一泊が限度かなぁ~
 
 
二泊三日で10,000円だとコスパよくて、また行きたくなるよねルンルン