アメリカのシューティングレンジ(射撃場)では、実銃の取扱いマナーには厳しくてマズルコントロール(銃口管理)において銃口を人に向け無い事は常識ですが、銃のチェンバー(薬室)に弾が装填されていないか!弾が有るか無いかの確認が、銃を安全に扱う上で最も大切なのです。
シューティングレンジのテーブルの上に銃を置く場合、マガジン(弾倉)を銃から抜き取り、スライドを引いてチェンバーに弾が装填されていない事を確認して、スライドをスライドストップレバーに引っ掛けた間々で、チェンバーが見える状態で銃を置きます。それでも、誤ってチェンバーに弾が装填されてしまうと暴発の危険がありますから、チェンバーセーフティロッドをチェンバーに入れて置いて、他人が見てもこの銃はエンプティ(空っぽ)で安全です!とアピールをする為に使います。このチェンバーセーフティロッドは軟らかい樹脂製で直径が約5mm程なので、チェンバーの有るブローバックガスガンにも使えます!約4インチバレルの東京マルイSIG P226 E2やXD-M40など、チェンバーにセーフティロッドを入れると銃口からロッドが見えました。