チェンバーセーフティロッド | タクティカルな生活

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元即応予備自衛官だった私が、趣味のタクティカルトレーニングに使う、エアガンや装備などを中心にご照会するブログです。もし、ご質問がありましたら私の解る範囲でお答え致しますので宜しくお願い致します。


アメリカのシューティングレンジ(射撃場)では、実銃の取扱いマナーには厳しくてマズルコントロール(銃口管理)において銃口を人に向け無い事は常識ですが、銃のチェンバー(薬室)に弾が装填されていないか!弾が有るか無いかの確認が、銃を安全に扱う上で最も大切なのです。

シューティングレンジのテーブルの上に銃を置く場合、マガジン(弾倉)を銃から抜き取り、スライドを引いてチェンバーに弾が装填されていない事を確認して、スライドをスライドストップレバーに引っ掛けた間々で、チェンバーが見える状態で銃を置きます。それでも、誤ってチェンバーに弾が装填されてしまうと暴発の危険がありますから、チェンバーセーフティロッドをチェンバーに入れて置いて、他人が見てもこの銃はエンプティ(空っぽ)で安全です!とアピールをする為に使います。このチェンバーセーフティロッドは軟らかい樹脂製で直径が約5mm程なので、チェンバーの有るブローバックガスガンにも使えます!約4インチバレルの東京マルイSIG P226 E2やXD-M40など、チェンバーにセーフティロッドを入れると銃口からロッドが見えました。

勿論、長物の東京マルイ89式小銃ブローバックガスガンでもチェンバーが有るので使えます。アメリカのシューティングレンジ(射撃場)で、ハンドガンはレンジバックに入れて持ち歩きますが、ライフルはケースから出して持ち歩く時間が長くなりがちなので、このチェンバーセーフティロッドは必ずチェンバーに入れて持ち歩くそうです。エアガンでは、殺傷能力は在りませんがサバゲーやタクトレのセーフティエリアでは、エアガンからBB弾を抜く事は常識なので、ブローバックガスガンにチェンバーセーフティロッドを入れて置けば安定性が高まり私はエアガンでも在りだと感じました。