田村装備開発 89式スリング | タクティカルな生活

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元即応予備自衛官だった私が、趣味のタクティカルトレーニングに使う、エアガンや装備などを中心にご照会するブログです。もし、ご質問がありましたら私の解る範囲でお答え致しますので宜しくお願い致します。


危機管理トレーニングの書籍でお馴染みの田村装備開発さんから64式・89式スリングが、リニューアルされて予約販売されていたので入手して装着をして見ました!装着はベルトアタッチメントをハンドガードとストックに巻き付けてベルクロテープで留めて端末の捲れ防止にゴムバンドを被せて、アタッチメントのループにスリングフック金具を引っ掛けるだけの簡単な作業で2分もあれば誰でも出来ます。

このベルトアタッチメントの裏には滑り止めのラバーが貼ってあってビクともしませんでした!それを利用して簡易フォアグリップとしても使える様です。

私は、射撃姿勢を左右にスイッチングする時など、スリングのフック金具がストックに当り音が気になるので付属のバンジーテープをフック金具のサイレンサーに流用しました。

この様にスリングのタブを銃口側へ押すとスリングが伸びて、手前のスリング端末を引っ張るとスリングを縮める事が自在に出来ます。

私の場合フル装備でプレートキャリアを着ていても、小銃を胸に密着させて保持する事が出来て、両手が使えるので拳銃射撃が楽に行えます。また、スリングを片手でリリースして伸ばし素早く小銃射撃への切り換えが容易で、そのまま背中へ回してスリング端末を引くと背中で小銃を担ぐ事が可能で、機材の手搬送が楽に出来ると思います。このスリングは現職隊員さんが発案して田村装備開発さんがテストを繰り返し商品化されたそうで、訓練や演習からのフィードバックでより実戦的に仕上がっておりました!ベルトアタッチメントの長さに余裕があるので、一般のアサルトライフルでハンドガードやストックが特殊形状で無ければ装着は可能かと思います。