今朝の朝日新聞のスポーツ欄に「いまだに続くブーイング」の記事を見て、たまたま4月20日TVでそのシーンを見ていたので感じるところがある。
7回裏2アウト1・3塁で阪神ブラゼルのセカンドフライを脇谷がワンバウンドで捕球したのを土山塁審がアウトと判定して、結局その日は逆転負けとナリ、阪神ファンは怒りまくっていた。私もVTRを見てこれで阪神が負けたら騒動になるな~とは予感できる明らかなものだった。
そしてその後の脇谷の発言「私は捕りましたよ。テレビの映りが悪いんじゃないの?」なんてとぼけたことを言ったものだからツイッターは炎上して、今でも彼の公式ホームページは閉鎖されたままだ。
そして今朝の新聞記事によると、昨日でも彼が打席に入るとブーイングが起きるようで、今後の彼の野球人生に大きく影響を与えたどころか一生傷がついてしまった。
プロとしては何も発言しないか「審判が下したジャッジですから・・・」くらいで済ましていればよかったものを、落としたものを捕ったとアピールする上にしゃあしゃあと悪びれることなく発言したことが一生の不覚でしたね。
一番に野球少年たちへの影響だ。
「バレなければ儲けもの!」とか「正直者は馬鹿を見る!」の発想につながるのが恐ろしい。昔々私たちがワシントンの桜の木を折ってしまった話を聞かされて、正直に告白すると将来良いことがあるよ!の教訓が思い出される。
とにかくその後の脇谷の打撃成績は無残なもので昨日で217と低迷。
プロとしては開き直ったが、やはり人間としての罪悪感が絶対にあるはずで、たぶん後悔していると思う。
だから落としたのに捕ったようなポーズはしないこと、サッカーでも自分から倒れてファールを誘うとイエローカードになるように、うそをついて有利に進めることはプロでもやはりやめたほうが良いと思う。
たった一つの小さな嘘が一生を揺るがすことになってしまうという、今回の事件は良い教訓になったと私は見ています。
