杉村空)[おい、マジかよ!隣の席があの転校生だなんて]
若月佑美)奈緒の事でも思い出してた?
杉村空)あぁ。あんなにそっくりな人見たら嫌でも思い出すよ。
若月佑美)私、教室入ってきた時にすごくびっくりしたもん
杉村空)まさかね。世界に似た人が3人いるって言われてるけどまさかね
若月佑美)神様からの試練なんじゃない?もう立ち直れって
杉村空)それとこれは関係ない!
空は教室に戻っていった
~~~~~~
秋元真夏)この物体が落下する時には~~
杉村空)[やっぱどう見ても奈緒にそっくりなんだよな~]
秋元真夏)だからここでは重力が働くので~~
西野七瀬)[どうしよう?前の学校で使ってた教科書と違う。周りに見せてくれる人は……あっ!]
隣を見た時に空と目が合う
杉村空)[そういえば持ってる教科書が違う。]
空は紙に何かを書き教科書と供に隣の机に置いた。
西野七瀬)[これは?]
”よかったらこの時間使ってください。自分は使わないので”
隣を見ると空は参考書を開いて問題を解いていた。
西野七瀬)[優しい人なんだ。]
その後は授業を集中して受ける
授業が終わると空はすぐに教室を出て行った。
西野七瀬)[お礼言おうと思ったのに]
若月佑美)西野さんだよね?
西野七瀬)うん。
若月佑美)私、若月佑美。聞いたんだけど美術部だったんだよね?
西野七瀬)うん。若月さんって二科展で入賞してるよね?
若月佑美)知ってくれてるの。ありがとう。西野さんも美術部に入る?
西野七瀬)そのつもり
若月佑美)じゃあよろしくね。ふふ
西野七瀬)どうしたの?
若月佑美)ううん。その借りた教科書はそのまま机に返しておけばいいよ。彼はお礼なんか求めてないから。
西野七瀬)でも
若月佑美)いいの、いいの。そう人なんだから
西野七瀬)うん………
~~~~~~~~~
その日も授業が終わり空はすぐに帰ろうとした。
深川麻衣)杉村君ちょっと話があるから来て!
杉村空)[オレなんかしたっけ?]
先生に呼ばれたところに行くともう一人いた
深川麻衣)杉村君、悪いだけど西野さんを校舎案内してあげて
杉村空)自分ですか⁉︎
深川麻衣)うん。お願いね!