バリアフリーユニバーサルデザインの具体的対策第6段は、家具や収納の配慮です。
①家具への配慮
まず、テーブルや作業台について。
テーブルやシンク下などは車椅子使用者は脚がテーブル下に入れることが出来るようクリアランスを設けます(写真あり)
次に椅子について。
立ち座りのしやすい座面高さであるか、ひじ掛けや背もたれはあるかを検討します。(この観点は健常者の通常生活においても必然と言えます)
その他家具はありますが、家具の配置に注意する事が重要です。
高齢者や障害者の生活動線がスムーズになるよう、通行幅の確保、つまずきの原因を無くす事はもちろん。調理時のキッチン内の動きがスムーズになるような設計をしましょう。洗濯も洗う→干すという家事動線が最小限になるよう設計をします。
②収納への配慮
利用者が無理な姿勢をとらずに安全に使用できるような「高さ、奥行き、形状」にしましょう。
通常物を出し入れしやすい高さは目線の高さまで。奥行きは600㎜より深い場合は不便が起こりやすいです。また戸は引き戸が望ましいです。
以上、快適な生活には家具や収納の形、またその配置が重要となります。綿密に計画を立て良い環境をつくりましょう!
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