家具や収納の配慮 | 高橋茜(藤井) 建築とインテリアとあれこれ

高橋茜(藤井) 建築とインテリアとあれこれ

建築設計事務所主宰
バリアフリー・ユニバーサルデザインを視野に入れて建築インテリアのアドバイスなどをしています。
Instagram
@archi.akanefujii

https://instagram.com/archi.akanefujii?igshid=YmMyMTA2M2Y=

バリアフリーユニバーサルデザインの具体的対策第6段は、家具や収納の配慮です。




①家具への配慮

まず、テーブルや作業台について。
テーブルやシンク下などは車椅子使用者は脚がテーブル下に入れることが出来るようクリアランスを設けます(写真あり)

次に椅子について。
立ち座りのしやすい座面高さであるか、ひじ掛けや背もたれはあるかを検討します。(この観点は健常者の通常生活においても必然と言えます)

その他家具はありますが、家具の配置に注意する事が重要です。

高齢者や障害者の生活動線がスムーズになるよう、通行幅の確保、つまずきの原因を無くす事はもちろん。調理時のキッチン内の動きがスムーズになるような設計をしましょう。洗濯も洗う→干すという家事動線が最小限になるよう設計をします。



②収納への配慮

利用者が無理な姿勢をとらずに安全に使用できるような「高さ、奥行き、形状」にしましょう。
通常物を出し入れしやすい高さは目線の高さまで。奥行きは600㎜より深い場合は不便が起こりやすいです。また戸は引き戸が望ましいです。

以上、快適な生活には家具や収納の形、またその配置が重要となります。綿密に計画を立て良い環境をつくりましょう!

#バリアフリー#ユニバーサルデザイン#住宅改修#オフィスデザイン #リフォーム #高齢社会 #高齢者 #障害者 #福祉 #介護 #建築 #設計 #インテリアデザイン