SNSで「これ読んで泣いた」というポストで引用されていた
夏生さえりさんのエッセイ。
「いやいや泣くなんてそんなまさか」と軽い気持ちで読んでみて
開始10秒くらいで私も泣きました
子育てのメリットってなんですか?と聞かれて、夏生さんが回答するというものだったんだけど
文章のなんときれいで尊いこと・・・
読んでいて「ほんとそれ」と共感することもあれば、「そうだよなぁ」と気づかされることもあり。
すべてのママに読んでほしい内容だなと思う。
独身の方、男性など「ママではない人たち」が読むとまた受け取り方は違うかもしれないけど、私がもし子育てのメリットって?って聞かれることがあれば、この記事をそのままおすすめしたい。
特に印象に残った部分だけを抜粋するなら、
『子育てのデメリットならたくさんあげられる』
『子育てにメリットはない。メリットなんて言葉に収まらないくらいの尊くて幸せな経験・時間ならたくさんある』
かなぁ。
私の語彙力や表現力では伝えられない子育てを、とってもスマートに言葉にされている夏生さん。
ほんと、これに尽きると思う。
子どもがいて大変なこと、不自由なことなんていくらでもある。
子どもがいなければ、と思うくらいに。
でも、子どもがいてよかったなと私は思う。
当たり前のようにかわいくて、親を置いてあっという間に成長して、振り返ると
面白くて幸せで楽しくて笑顔でいっぱいの思い出だらけ。
振り返るときに、出産の痛みや寝不足の辛さ、不自由でたまるストレスのことなんか
ちっとも出てこない。
よだれまみれの顔も、土踏まずのない足も、なんでも口に入れるしぐさも、怒られても1秒後には同じことしちゃうのも、へりぽくたーになっちゃうヘリコプターも
子どもがくれた『素敵』。
まだ子供は小さくて、きっとこれから反抗期やら勉強しないとかの新たなイライラは出てくるんだろうけど
それもまた振り返るといい思い出になるのかなぁ、と。
毎日同じことの繰り返しで少し疲れていたけど、元気をもらったエッセイでした。