兵庫県で2人目の犠牲者が出ていた事が、3ヶ月も経ってやっとマスコミに報じられるようになった。
昨年11月のプロ野球阪神とオリックスの優勝パレードに関わる経費を巡る不正疑惑に係わった担当課長が疲弊して自殺に追い込まれたと言うものだ。
しかし、共同通信も含めて現段階に至っても不正疑惑の中身をぼかして報じている。
パレードに関わる費用を当初はクラウドファンディングで集める予定だったが、その募金が集まらず、代わりに県内にある信用金庫に不正に補助金を増やし、その分を寄付という形で還流させたとするものだ。
県はこの職員自殺公表を家族の要望があるからと言う理由で伏せていたというのだ!
さらには、この亡くなった職員の子どものために職場の有志で「遺児育英資金」の募金を行おうとしたが、これも県幹部が止めていたと言う。
自殺の公表も子どもの職場有志による「遺児育英資金」の募金も信用金庫への補助金増額して阪神オリックスパレード費用捻出するのが発覚するのを恐れての事だ。
この自殺した課長も県幹部から費用捻出の圧力をかけられて精神を病んだ事は容易に想像できる!
それにしても斎藤元彦兵庫県知事、及び、その取り巻きの県幹部は二重三重に県政を人事と圧力により支配していた事になる。
この中で2人の職員が死に追いやられると言うのは、どう見ても維新、自民、公明党に推された県知事の行ったファシズムを象徴している!
責任は免れない!
↓共同通信が報じた↓
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告発文書言及の元課長死亡 兵庫県、3カ月公表せず
記者会見する兵庫県の斎藤元彦知事=24日午後、県庁
斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書の中で、業務を理由に療養中だと言及されていた元課長の男性が4月に死亡していたことが24日、関係者への取材で分かった。自殺とみられる。県は個人情報保護を理由に3カ月にわたり公表していなかった。すでに文書を作成した元幹部の死亡が判明しており、3月末に文書問題が浮上して以降、2人の職員の死亡が明らかになった。
元西播磨県民局長の男性が3月中旬に作成した斎藤氏のパワハラ疑惑などを告発する文書には、昨年11月のプロ野球阪神とオリックスの優勝パレードに関わる経費を巡る不正疑惑が挙げられ、担当課長だった男性が業務により疲弊し、療養中だという趣旨の記載があった。その後、男性が死亡したとの情報が県庁内に広がったが、県は「個人情報に関わるので答えられない」としていた。
斎藤氏は24日の記者会見で「遺族の意向で公表していなかった」と述べた。
関係者によると、男性は4月20日に死亡。男性の子どものために職場の有志で「遺児育英資金」を集めようとする動きを県幹部が止めていたという。
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↓共同通信より