安倍、菅によるあからさまな検察介入、黒川弘務検事長定年延長問題‼ | 春の兆し

安倍、菅によるあからさまな検察介入、黒川弘務検事長定年延長問題‼

安倍、菅政権時代の検察の犬、黒川弘務東京高検検事長を63才定年の検察庁法を定年延長させてまで検事総長に据えようとした事件は、検察への政治の介入として国民の大きな批判を浴びた。

結局、当の黒川弘務検事長が賭けマージャンが発覚して辞任し、事なきを得た。

一昨日、神戸学院大学上脇教授がこの時の法務事務次官や閣議決定に至るまでの行政文書の情報開示請求を求めていた裁判で、大阪地裁が被告の国に情報開示するよう判決を下した!

毎日新聞はこの判決を踏まえて、社説で『政府は、恣意(しい)的な対応ではないと強調してきた。しかし、司法から疑問が投げかけられた以上、国民にきちんと説明すべきだ。』と自公政権に説明を求めた。

とにかく、安倍晋三、菅義偉、岸田文雄と自公政権は、森友、加計、桜、裏金、統一教会と政治の私物化、さらには防衛費倍増、敵基地攻撃能力保有と戦争準備の政権暴走が続いている!

その時にいつも用いられたのが、国会審議をないがしろにする『閣議決定』と言う民主主義破壊装置だ!

自公政権は日本が『報道の自由度70』に位置づけられるように大手メディアを手懐けて、150年の歴史のある自由民権を傷つけている‼

↓毎日新聞が報じた↓
検事長の定年延長 判決踏まえ政府は説明を

 

安倍晋三政権下の検察人事に、疑念を突きつけた司法判断だ。


 問題になったのは、2020年に当時の黒川弘務・東京高検検事長の定年延長が閣議決定された経緯である。

 これに対し大阪地裁は、関連文書の公開に関する裁判で、解釈変更は黒川氏の定年延長が目的だったとの判断を示した。

 閣議決定が定年の7日前で、他に延長された検察官はいないことにも触れ、「解釈変更は、黒川氏の定年に間に合うよう急きょ進められた」と結論づけた。

 他に定年延長を導入する理由や必要性を見いだすのは困難だとも指摘した。


 政府は、恣意(しい)的な対応ではないと強調してきた。しかし、司法から疑問が投げかけられた以上、国民にきちんと説明すべきだ。


 黒川氏の人事では、つじつま合わせをするかのような政府の対応が続いた。

 当時の安倍首相が解釈変更を国会で明かしたのは、従来の解釈との矛盾を突かれてからだった。


 その後、内閣や法相の判断で定年を延長できる規定を盛り込んだ検察庁法改正案が提出されたが、廃案になった。

 政治の介入で検察の公正さが脅かされかねないなどと、反対の声が高まったためだ。


 黒川氏は定年延長後、賭けマージャンが発覚して辞職した。検察官に定年延長の規定は適用されないことが検察庁法に明記され、混乱は収拾された。


 安倍政権を巡っては、「森友・加計」問題や「桜を見る会」の疑惑が表面化した。定年延長は、政権に近いと目される黒川氏を検事総長にするための措置ではないかと、野党などから批判された。


 検察の独立性に関わる問題である。うやむやにすることは許されない。政府には、真相を明らかにする責任がある。

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↓黒川弘務元東京高検検事長↓


↓黒川を検事総長に据えようとした菅義偉元官房長官↓

↓菅官邸で動いた警察OBら↓