昨日、小池百合子が公選法違反で刑事告発されたが、大手メディアはどこも取り上げない! | 春の兆し

昨日、小池百合子が公選法違反で刑事告発されたが、大手メディアはどこも取り上げない!

大手メディアの報じない小池百合子の学歴詐称についてJBpressが報じた。

昨日、小池百合子の元側近の小島敏郎さんが1学歴詐称の疑いがあるとして小池知事を公選法違反(虚偽事項の公表)罪での告発状を東京地検に提出した。その会見の場に小池知事の卒業を認めるカイロ大の元幹部が“乱入”し、小島さんへの質疑の冒頭に長時間に渡って小池百合子擁護の弁論をまくし立てて他の記者の質問を妨害したのだ。


正に小池百合子の学歴詐称について、妨害したい側のエジプト政府関係者と思わせる人物の振る舞いだ!


このJBpressに寄稿されたジャーナリスト黒木亮氏(イギリス在住)はカイロ大学に在籍されたこともあり、エジプトの国内事情を権力者の意向で、規則や法律が簡単に捻じ曲げられるエジプトという国と談じられる。


小池百合子は、そんなエジプト政府に前回の都知事選(2020年)に「カイロ大学卒業」の声明をカイロ大学側から出す隠ぺい工作を行ったのだ!


↓小池百合子都知事が学歴詐称隠ぺい工作メンバーに送ったメール↓



↓JBpressが報じた↓
もはや大手メディアも共犯、「学歴詐称」で刑事告発された小池都知事の追及逃れに一役買って出る“報道機関”

2024.6.19(水)黒木 亮

“オンライン会見”で知事選公約を発表する東京都の小池百合子知事=18日午前、都庁(写真:共同通信社)


昨日(6月18日)午前9時、元東京都特別顧問で弁護士の小島敏郎氏が、小池百合子東京都知事を学歴詐称(公職選挙法の虚偽事項公表罪)で刑事告発する告発状を東京地検に提出した。


 小池氏が、カイロ大学卒業という虚偽の経歴を50年近くにわたって使用し、カイロでの同居人である北原百代氏らの告発や議会での質問に対して、まともな反論や詳細な説明をせず、有権者を欺き続けており、情状はきわめて重いとして、告発に踏み切ったという。


小池百合子都知事を刑事告発した小島敏郎氏

刑事告発が不当なら、誣告罪や名誉毀損で訴えるのが普通

 これらは筆者らも長年にわたって指摘してきた点で、ようやく司法の判断を仰ぐ道筋がつけられたことは感慨深い。小島氏は、知り得る限りの関係者の名前も含めて告発したと述べているので、今後、カイロ大学声明の発出工作に関わった元ジャーナリストのA氏などが、小池氏や樋口高顕千代田区長(都民ファーストの会)らの工作の経緯を明らかにするはずだ。


告発について、小池氏は昨日、報道陣の取材に対し、「選挙に入るにあたってそのような行動をされるのはいかがなものか」と述べただけで、反論らしい反論や批判らしい批判もしなかった。下手に相手を刺激して、名誉毀損等で訴えられ、民事で司法の場に引きずり出されるのを恐れているのは従来通りである。


刑事告発や学歴詐称という非難が不当であるなら、相手を誣告罪や名誉棄損で訴えればよいだけの話だ。それをしないのは、自分が学歴詐称をしていることを小池氏自身がよく知っているということだ。今回の選挙にあたって、「AIゆりこ」任せで、街頭演説を避ける方向であることや、昨日の公約発表をオンラインにしたことも、学歴詐称の指摘から少しでも逃げるためだろう。

朝堂院大覚氏の告発

 小島氏の刑事告発に先立つこと1週間の6月11日、カイロ時代の小池一家の面倒をみてきた朝堂院大覚氏が都庁記者クラブで記者会見を開いた。同氏の証言については、石井妙子著『女帝 小池百合子』でもある程度触れられているが、表舞台に出てきたことに筆者は、ついに出てきたかという思いを禁じ得なかった。


朝堂院大覚氏は本名・松浦良右(りょうすけ)で、現在83歳。同志社大学法学部を卒業後、船舶専門の空調・冷凍設備メーカー、浪速冷凍機工業(後のナミレイ)に入社し、会長を務めた人物だ。同氏は、エジプト産原油を輸入する事業が左前になり、債権者から追われるようになった小池氏の父・勇二郎氏と小池一家の面倒をみていた。

 朝堂院氏は記者会見で、次のような内容を述べた。


小池氏は大学に行かなくなり、当時付き合っていた岡本秀樹という日本人の空手家と一緒に空手の雑誌をつくりたいと言ってきたため、朝堂院氏が(400万円ほどの)金を出し、カイロで1年ほど空手の雑誌をつくらせた。


 これらの証言は、北原百代氏の証言とも符合し、北原証言に匹敵する重大な証言である。


 朝堂院氏は、「小池百合子は朝から晩まで嘘をついており、そういう政治家がいると国が亡びる」とも述べた。

岡本秀樹という空手家

 岡本秀樹という人物は、国士館大学の出身で、当時、30代前半の既婚者だった。1970年にシリアに渡り、シリア、レバノン、エジプトの警察や軍に空手を教えていた空手家だ。エジプトでは、外国人や富裕層が住むカイロのザマレク地区で「サニー」というスーパーマーケットも経営し、女性関係は積極的だったという。


 同氏の生涯については、毎日新聞論説委員の小倉孝保氏による『ロレンスになれなかった男 空手でアラブを制した岡本秀樹の生涯』(2020年KADOKAWA刊)という本がある。同書の中には、岡本氏が国士館大学に働きかけてカイロに建設した武道センターの総裁になれなかったハーテム氏が逆恨みし、岡本氏に妻を奪われたエジプト人と結託して、警察と内務省を動かし、食品管理法違反という微罪で、岡本氏を国外追放しようとしたというエピソードが出てくる。権力者の意向で、規則や法律が簡単に捻じ曲げられるエジプトという国の実態をよく表すエピソードである。

学歴詐称疑惑を報じない大手メディアのひどさ

 小池氏の学歴詐称に関しては50年近くにわたって疑われ、石井妙子氏が北原百代氏の証言にもとづいて「文藝春秋」2018年7月号に『小池百合子「虚飾の履歴書」』というレポートを発表して以来、積極的な追及がなされてきた。


 しかし、追及してきたのは、上田令子議員など都議会の一部、郷原信郎弁護士、フリーのメディア関係者などで、大手メディアは文藝春秋、日刊ゲンダイと、最近になって東京新聞が取り上げる程度にすぎない。テレビや全国紙はいまだにほぼ沈黙状態で、日本のマスメディアはいったいどうなっているのかと思わされる。


大手メディアが本件を取り上げないのは、週刊誌ネタを後追いしたくないというプライドとか、本件はエジプトやアラビア語も絡んでいて一筋縄でいかないとか、東京都からもらう広告料を失いたくないといった理由が指摘されている。


最大の問題は、都庁記者クラブでの会見では、小池氏が質問者を指名するため、気にくわない質問をした記者は次から指名せず、商売上がったりにするという手法で記者クラブを支配し、「喜び組」化していることだ。

学歴詐称疑惑を報じることはメディアの国家に対する義務

 最近、唖然とさせられたのは、学歴詐称の隠蔽にメディアがあからさまに加担した事案である。


朝堂院大覚氏の会見の翌日、知事選出馬を明らかにした小池氏に対するぶらさがり会見で、元朝日新聞記者で現在はフリーの佐藤章氏が「昨日、朝堂院大覚さんが…」と質問を始めるや否や、それにおっかぶせるようにテレビ朝日の島田直樹記者が「今日は勝負服の緑色の服を着ておられませんが、その理由は?」という、どうでもいい質問をして、佐藤氏の質問を遮り、うやむやにしたのである(あまりにも質問が下らなかったので、小池氏ですら笑っていた)。

東京都知事選への出馬表明後、記者団からの質問に答える小池百合子知事。この服装にテレビ朝日の記者は「今日は勝負服の緑色ではないが」と質問し、学歴詐称疑惑に触れようとしたたフリーランス記者の質問を潰した=6月12日(写真:時事)


島田記者がやったことは、権力のチェックというメディアの役割の真逆を行く言語道断の振る舞いで、懲戒処分すべきだと筆者は考える。


小島敏郎氏は以前(4月17日)、日本外国特派員協会での記者会見で、「日本の記者と記者クラブ対して、絶望していると同時に大いに期待もしている」と述べた。

 小池氏の学歴詐称疑惑は国家の安全保障や民主主義の根幹にかかわる重大な問題であり、これを報じることは、メディアの重大な責務であると筆者は考える。

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小島敏郎さんが昨日、学歴詐称の公選法違反で小池百合子を告発したが大手メディアはこれをどこも報じない!

ましてや、ワイドショーも無視だ‼


↓小池百合子を告発した小島敏郎さん↓