ロシアが戦術核使用で西側を脅す‼
昨日、アメリカに続きドイツもウクライナが使用する西側兵器についてロシア領内での使用に同意した。
連日、ロシアはウクライナ都市部にある民間施設を爆撃して多数の死傷者を出しているのも大きな動機だ。
ハイマースによるATACMS(最大射程300km)やストームシャドーミサイル
(最大射程250km)による攻撃等を許容すると言うものだ。
もちろん、近日中にウクライナに供与の予定されているF-16によるロシア領内への攻撃(最大射程160km)も軍事目標に関しては許容されるようになる。
この動きに対してロシアのプーチンは先日、戦術核訓練を実施した。プーチンがロシア軍の戦術核ミサイルを配備中のベラルーシのルカシェンコ大統領を招いての実施だ。
プーチンのこの脅しに対してアメリカは、これがもしもウクライナに使われれば、ウクライナ領内にいるロシア軍を通常兵器で殲滅するとロシアに伝えていると言う。アメリカの参加するNATOが前面に出て来るのだろう!
こうなれば、とりも直さず第三次世界大戦突入となってしまう!
↓毎日新聞が報じた↓
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欧州は「開戦前夜」なのか ロシアの核使用示唆、日本にも影響?
2024/5/31 06:30
冷戦終結後の90年代、強まっていた核軍縮の流れが逆転を始めている。ロシアはウクライナ侵攻後、その巨大な核戦力を「威嚇」に使うことをためらわなくなった。中国は核戦力強化に走り、北朝鮮は高度な核・ミサイル実験を繰り返している。これに対して欧州や東アジアで対抗する動きも目につき始めた。核を巡る国際秩序の現状を取材した。【ロンドン篠田航一】
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ロンドン中心部を流れるテムズ川の近くに、第二次大戦で英国を勝利に導いたウィンストン・チャーチル元首相(1874~1965年)の銅像が建つ。その視線の先にあるのは、英国議会だ。今も「後輩たち」を見守るチャーチルは、戦後の1952年、その議会で核保有を宣言した。
だが戦後、どの国も実際に核兵器を戦場で使うことはなかった。チャーチルはこの状況を「恐怖の均衡」(balance of terror)と呼んだ。米ソ核戦争の一歩手前だったキューバ危機(62年)などもあったが、全体としては核の抑止力が一定の秩序を担保していた。
戦術核使用を示唆するプーチン露大統領だが現在、世界は核の恐怖に再び直面している。ウクライナ侵攻後、プーチン露大統領は何度も核使用を示唆。使用を検討しているのは「戦術核」(非戦略核兵器)とされる。これは主に戦場での実戦使用を想定した射程500キロ以下の核兵器で、敵国の軍事拠点や人口密集地などを大規模な壊滅状態に追い込む「戦略核」とは区別される。
プーチン氏は3月に露メディアのインタビューで、「(戦術核も含め)すべての兵器を使う用意ができている」と述べ、「核の3本柱(大陸間弾道ミサイル、潜水艦、戦略爆撃機)を持つのは我々と米国だけだが、ロシアの方が近代的だ」と挑発した。
もちろんプーチン氏の「本気度」は不明だ。だが北大西洋条約機構(NATO)元高官のウィリアム・アルバーク氏は、ロシアが仮に欧州で使用する場合、核だけではなく通常兵器と組み合わせて攻撃し、米軍からの援軍を遅らせる方法をとると具体的に予想する。「英レイクンヒース基地、ベルギーのアントワープ港などを攻撃し、米国が兵器を移動させる拠点の破壊を試みると思います。欧州の防衛能力は高くありません。米国から駆け付ける部隊の到着が遅れれば…
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