ロシアの隣国、ジョージアで大規模民衆デモ‼ | 春の兆し

ロシアの隣国、ジョージアで大規模民衆デモ‼

ジョージアでスパイ防止法案の国会通過を巡って大規模な民衆デモが起きている。
このロシアから独立した小国のジョージアはEUに加盟しようとし、ロシアはこれを阻止しようとしている。
ジョージア国会がスパイ防止法案(資金の20%以上を外国から得ている団体に「外国の代理人」としての登録を義務付け)ようとしてこの法案を可決したが、

ズラビシビリ大統領がロシアのスパイ防止法案と何ら変わらないとして拒否権を発動して成立を食い止めた!

しかし、議会は単純過半数で拒否権を覆すことができると言う。


ジョージアは民衆と大統領が、ロシア化を逃れてEUに加盟しようとし、ロシアの影響力の残る議会がこのスパイ防止法案を成立させようとしているのだ!


この構図はウクライナと同じで、ジョージアもロシア侵略の二の舞いになる懸念もある!


ところで地図のジョージアの隣国、アゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフ紛争(アルメニア領だったのだが)でロシアの協力でこの地を編入出来て、アルメニアは激怒し、ロシア離れをしようとしている。


要はジョージアもアルメニアもロシアから離れたいのだが、ロシアがこれを認めようとしないのだ。


このアゼルバイジャンとイランの国境上でイラン大統領の乗ったヘリコプターが消息を断ち、先程、発見されて大統領の死亡が確認されたと言う‼



↓CNNが報じた↓
ジョージア大統領、「スパイ法案」に拒否権発動

ジョージアのズラビシビリ大統領=2023年5月/Dursun Aydemir/Anadolu Agency/Getty Images

ジョージアのズラビシビリ大統領=2023年5月/Dursun Aydemir/Anadolu Agency/Getty Images


(CNN) 旧ソ連構成国ジョージアのズラビシビリ大統領は18日、外国から資金提供を受ける団体を「外国の代理人」と見なす法案に拒否権を発動した。

同法案は14日に議会で可決された。事実上のスパイ法案として物議を醸し、ズラビシビリ氏はかねて拒否権行使の意向を示していた。ただし、議会は単純過半数で拒否権を覆すことができる。


法案は、資金の20%以上を外国から得ている団体に「外国の代理人」としての登録を義務付け、違反者に罰金を科す内容。ロシアで反体制派や市民団体の弾圧に使われてきた法律をモデルにしたとの批判を受けている。


ズラビシビリ氏は拒否権発動後、「本質と精神は根本的にロシア法で、わが国の憲法と欧州のあらゆる基準に反する」と主張。法案が撤回されなければ欧州連合(EU)への加盟が妨げられるとの可能性を示唆した。EUもすでに同様の警告を発している。


「スパイ法案」に抗議する人々=13日、ジョージア首都トビリシ/Zurab Tsertsvadze/AP
「スパイ法案」に抗議する人々=13日、ジョージア首都トビリシ/Zurab Tsertsvadze/AP

ジョージアは長年、ロシアと欧米の板挟みになってきたが、2022年にEUへの加盟を申請し、昨年12月に加盟候補国となった。

ロシアとは08年の軍事侵攻を受けて国交を断絶しているものの、国内在住、在勤のロシア人に対するビザの要件は緩く、徴兵逃れの男性らが多数流入している。

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