岸田文雄の森喜朗への裏金聞取りの腰砕けが明らかになった! | 春の兆し

岸田文雄の森喜朗への裏金聞取りの腰砕けが明らかになった!

岸田文雄は4月4日の記者会見で電話で「森喜朗への裏金疑惑の聞き取り」を行ったと答えていた。

予想通り、岸田文雄の森喜朗への裏金聞取りの腰砕けが明らかになった!

岸田文雄(記者会見にて)

「私が直接電話をかけ事情を聞いたが、具体的な関与については確認できなかった」

「岸田首相は事前にメモを用意して森元首相に電話をかけたそうだ。書いていた質問は5か6ほどだったが、聞いたのは2つくらいの項目だったと言う‼


森喜朗

「事情聴取? それはなんだ? 何もないよ。(岸田首相から)電話がかかってきて『派閥のキックバック、戻しのことで知っていることはありますか? 関係していますか』と言うので、『私は関係ないよ』と答えたくらいだよ。


岸田文雄

そうですよね。検察の捜査も終わっているので、関係ありませんよね


岸田文雄のアリバイ作りの茶番劇にか過ぎない!

↓現代ビジネスが報じた↓
【独自】岸田首相の森喜朗「電話聴取」の一問一答がヤバすぎ《茶番劇「ご指導をお願いしたい」の一部始終》

萩生田と松野の処分が軽かった理由

【独自】岸田首相の森喜朗「電話聴取」の一問一答がヤバすぎ《茶番劇「ご指導をお願いしたい」の一部始終》
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 「あんなこと言ってもいいのかなと思いましまたね」

 苦笑いを浮かべて語るのは、安倍派所属の現役国会議員・X氏である。

 自民党の裏金事件で、安倍派の座長だった塩谷立衆議院議員と、参議院トップの世耕弘成参議院議員を「離党勧告」の処分を受けた。世耕氏と同じ「安倍派5人衆」とよばれる萩生田光一前政調会長と、松野博一前官房長官は「党の役職停止1年間」と大甘な処分で、対照的な内容となった。

 「離党」と「役職停止」は天と地ほどの開きがある。なぜここまで差がついたのか。理由の一つに、森喜朗元首相との関係を指摘する声は多い。いわく、森元首相と親しい松野氏や萩生田氏は軽い処分に、そして距離がある世耕氏は断罪されたのではないか──。

 岸田首相は、森元首相について、4月4日の記者会見でこう説明している。

 「私が直接電話をかけ事情を聞いたが、具体的な関与については確認できなかった」

 5日には衆議院内閣委員会でも同様に答えた。

 このころ、先のX議員は、森元首相と電話で直接話す機会があった。

 「岸田首相がキックバックのことで事情聴取したそうですが?」と森元首相に聞いたところ、こう返答したという。

 「事情聴取? それはなんだ? 何もないよ。(岸田首相から)電話がかかってきて『派閥のキックバック、戻しのことで知っていることはありますか? 関係していますか』と言うので、『私は関係ないよ』と答えたくらいだよ。

 『そうですよね。検察の捜査も終わっているので、関係ありませんよね』と岸田首相が言って、あとはご機嫌うかがいのような話があって電話は終わった。ただそれだけだ」

 森元首相は「電話は、(裏金問題の処分の行方を巡って)騒がしかった4月2日あたりにあったんじゃないか」とも語ったという。

「3分から5分だろう」

 岸田首相による「事情聴取」については、自民党幹部もこう証言する。

 「岸田首相は事前にメモを用意して森元首相に電話をかけたそうだ。書いていた質問は5か6ほどだったが、聞いたのは2つくらいの項目で、あとは体調を気遣ったり、『ご指導をお願いしたい』などと言うばかりだったという。時間にして3分か5分くらいだろう」

 裏金問題については、その「頭目」とされてきた森元首相に対して、何のアクションも起こさないと、党内外からの批判が強まる。その「アリバイ」作りのために、首相みずから電話を一本入れたというのが真相のようだ。

 安倍派のZ議員も、森元首相に処分のことで連絡をとった。森元首相は、X議員に対するのと同様の発言をした上で、さらにこう愚痴ったという。

 「岸田首相は派閥をつぶして、さらに党から追い出すような処分とはな。何を言っても無理だ」

 とても事情聴取と呼べる内容ではない「茶番だ」とX議員もZ議員も口をそろえる。いまも岸田首相がこびへつらう森元首相は、さながらキングメーカーの恰好だが、なぜここまで政界に君臨し続けられるのか。

 2000年4月に総理の座についた森元首相は、「神の国発言」など失言を繰り返し、わずか1年で退陣を余儀なくされた。退陣時の内閣支持率は、調査によっては自民党政権では史上最低とされる10%を割り込むほど落ち込んだ。

 首相在任中は「買春疑惑」も報じられたし、リクルート事件では未公開株を譲り受け、1億円の売却益を手にしたことで、中曾根康弘元首相とともに最も疑惑を集めた政治家の一人だった。東京オリンピック汚職では、業者から200万円を「お見舞い」として受け取っていたことも法廷でわかっている。まさに「政治とカネ」の疑惑の中心にいた人物なのだ。

 それでも、森元首相は政界引退後も安倍派の「オーナー」として振る舞い、東京オリンピック・パラリンピックでは組織委員会の会長に就任。自民党の政局になると必ず、森元首相の名前が登場する。岸田首相も、政局が動くとお伺いを立てるような電話をかけざるを得ないのだ。

なぜキングメーカーたりえるのか

 自民党の政務調査役を務め、16人の首相に仕えてきた政治評論家の田村重信氏は、自身の経験も踏まえてこう語る。

 「私は自民党時代から本を出版したり、好きな歌が高じてCDデビューしたりもしました。そうしたとき、森元首相は必ずパーティーの発起人になってくれ、会場にも来てくれた。気配りが徹底している人で、16人の首相の中では一番と言ってもいいくらいです。

 まして安倍派所属の議員ともなれば、足を向けて寝れないほど、森元首相には世話になっている。だから今も周囲が気を使い自然とオーナーのような立ち位置になる」

 先のX議員もこう続ける。

 「私も森元首相には語り尽くせないほど世話になった。酔っぱらって自民党支持のお偉い社長さんにからんで非礼を働いたときも、森元首相が間に入っておさめてくれた。かなりの人がこうした経験をしている」

 森氏の力はこれからも衰えないのか。田村氏はこう語る。

 「2021年の総裁選で安倍元首相は高市早苗氏につきました。しかし岸田首相は安倍派から一定の支持があり総理になれた。それをウラで支えてくれたのが、何を隠そう森元首相ですから、岸田首相も何もいえない。

 政倫審でも、安倍派5人衆が森元首相から『なぜキックバックがはじまったのか』を聞いたうえで証言していれば、ここまで問題は広がっていなかった可能性もある。だが、5人衆は、それを聞くことさえできない。

 政治は敵か味方かです。森元首相ほど味方につけると頼もしい人はいないので、失言や疑惑で叩かれても気が付くと、キングメーカーとして復活、隠然たる影響力を誇示できます。ただ今回の場合、岸田首相はキックバックや裏金問題の真相がわからないまま、岸田首相は処分を下した。

 今の状況をみると、いくら森元首相といえども、このままでの幕引きは難しい。国会で追及を受けざるを得ないのではないか」

 リクルート事件、五輪汚職などでは特捜部の捜査を受けるも、逃げ切った森元首相だが、またしてもキングメーカーの延命なるか。

現代ビジネス編集部

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真相解明には、国会での証人喚問に安倍派5人衆や森喜朗を呼ぶしかない。
国会に第三者委員会も設置すべきだ!

↓検察にすらウソだらけの供述↓