納得出来ない萩生田光一の甘々処分‼ | 春の兆し

納得出来ない萩生田光一の甘々処分‼

裏金が2728万円(5年間)の萩生田光一がなぜ、党の役職停止1年間の処分で済むのだろうか?

悪人が悪人を裁くからこう言う甘々処分になるのか?

寄稿者のプチ鹿島さんは、
萩生田光一は森喜朗、麻生太郎、菅義偉の3人と良好な関係にある。
岸田文雄はこのバックにいる3人の影響力を恐れたと分析する。

萩生田光一は安倍晋三以来、いつも『虎の威を借る狐』と卑怯な立ち位置にいる。

プチ鹿島さんはさらに語る。

この裏金問題で、

海外ではこれほど深刻にならなかったのでは? と思った。なぜなら政権交代があるからだ。下手を打てばすぐに交代させられるという緊張感が常にある。


この政権交代を阻んでいるのが公明党創価学会だ!

言い方を変えれば、公明党創価学会は共闘を組む自民党と共に民主主義を破壊している!

八王子市長選挙にも見られるように、この公明党とも良好な関係を持っているのが自民党都連会長の萩生田光一なのだ。

考えてみてほしい。

安倍晋三や萩生田光一と古賀茂明さんや前川喜平さんのどちらが信頼できるか?

どちらに政治をやってほしいか?

安倍晋三や萩生田光一が政治をやってきた結果、今の日本の凋落があるのだ!
これを決定的にしたのが岸田文雄と木原誠二だ!

↓文春が報じた↓
裏金の多さは自民党「3位」なのに、萩生田氏の処分が軽いのはナゼ? 「処分の線引き」をめぐるミステリー

裏金の多さは自民党「3位」なのに、萩生田氏の処分が軽いのはナゼ? 「処分の線引き」をめぐるミステリー
萩生田光一氏 ©文藝春秋

 自民党、裏金事件で39人を処分。このニュースに「自民党内の処分なんて茶番だろ、興味ない」と思う方もいるかもしれない。でも茶番には茶番の大事なポイントがある。知っておくべき点がある。

 たとえば、

(1)処分の線引き「500万円」ってどんな理由?

(2)裏金の金額が多いのになぜ萩生田光一氏は処分が軽い?

 という点だ。

「500万円以上」という基準

 まず(1)について。処分の審査対象を500万円以上の議員(2018~22年の5年間の不記載額)とする理由だが、ぴったりの解説があった。4月2日の読売新聞。

『自民 党紀委開催へ 処分の線引き 設定腐心』

 党執行部は当初は「1000万円以上」とする案を検討したという。

 しかし、

《この場合、対象者は約20人にとどまる。一方、基準を500万円以上に引き下げれば、対象者は倍に増える。》

 対象者が倍の「39人」に増えると何かいいことがあるのか?

茶番が茶番たる理由

 ここで出てくるのが2005年の小泉純一郎首相だ。小泉首相が主導した郵政民営化関連法案で、採決に造反した自民党議員がいた。党紀委での処分は最多の議員59人に上り、37人が除名や離党勧告の処分を受けた。つまりそれ以来の「39人処分」とすることで、

《執行部は05年に次ぐ大量処分とすることで世論にアピールする一方、「郵政超え」は回避し、党内の反発に配慮した形だ。》

 何のことはない。“あのときの小泉以来の処分の多さ!? 自民党の決断すげー!”と言われたかったらしいのだ。でも誰も驚いていないから、やってる感は不発となった。茶番が茶番たる理由はしっかりあるのである。


萩生田氏の処分はなぜ軽い?

 続いて、萩生田光一氏(裏金2728万円、自民3位)はなぜ安泰なのか。裏金の多さに比べて党の役職停止という軽い処分だった。国会では「最大のミステリー」とツッコまれていた。

 各紙を読み比べると、萩生田氏は安倍晋三元首相の随一の側近として知られ、森喜朗元首相の評価が「5人衆」の中でも高い。麻生太郎副総裁ともパイプを築き、岸田首相と距離を置く菅義偉前首相とも良好。

 なので、

《9月の総裁選での再選をにらむ首相が、折り合いの悪い実力者同士のつなぎ役にもなり得る萩生田氏を引き込もうと「情実」で処分案を決めたとの見方も》(朝日新聞4月4日)


日刊スポーツには、

《いまだに裏金問題との関係が不透明な森喜朗元首相との関係の近さが影響したと、いぶかる向きもある。》(4月5日)

 何のことはない。萩生田氏の処分が軽いのは大御所に可愛がられ、岸田首相が総裁選で頼りにしてるからというもの。やはり茶番が茶番たる理由はしっかりある。萩生田先生のパイプといえば旧統一教会ともあった。さすが幅広い!

世耕氏の“高度なメッセージ”

 では、安倍派の他の5人衆は今回の処分でどんな反応だったのだろう。素晴らしかったのは世耕弘成氏だ。

『「自分の立ち位置把握を」自民離党の世耕氏、近大入学式で祝辞』(毎日新聞WEB 4月6日)

 離党勧告を受けて離党した世耕氏は理事長を務める近畿大の入学式に出席。新入生への祝辞で、

「変化の激しい社会で自分の立ち位置をしっかりと把握してもらい、立派な社会人として近畿大を巣立っていただきたい」

 と述べたという。さすがだ。自民党を巣立った世耕氏にしか言えない祝辞である。自分の立ち位置は見えないようだが、反面教師にしろという高度なメッセージなのかもしれない。

 産経ニュースによると、世耕氏の近畿大理事長ポストの辞任を求める署名活動は、近畿大の入学式があった6日だけで1万人以上の賛同を得たという。また世耕先生は巣立つのだろうか。

面白かった議員の反応

 さて今回の処分を受けて反応が面白かったのは「5人衆の一人」だ。

 朝日新聞(4月5日)によると、処分が発表されたあと、ある中堅議員は5人衆の一人とエレベーターで乗り合わせ、「大変ですね」と声をかけた。


すると、

《幹部はあっけらかんと語った。「あの時の方が大変だった」。若い頃のスキャンダルを追及された閣僚時代を例に笑っていたという。》

 この5人衆の一人って誰だろう? 閣僚時代に若い頃のスキャンダルが暴露? ぱっと顔が浮かんだのは下着ドロボー疑惑を報じられた過去を持つ高木毅氏だが、真相やいかに。

 しかし発言の主が誰であっても「あの時の方が大変だった」と言うくらいなのだから、今回の自民党内の処分はやはりお手盛りで適当だったのだなぁ。

「緊張感」の大切さ

 皮肉を言えば、私は今回の裏金問題を知ったときに、海外ではこれほど深刻にならなかったのでは? と思った。なぜなら政権交代があるからだ。下手を打てばすぐに交代させられるという緊張感が常にある。1月に現地で見た台湾総統選もそうだった。緊張感があることは政権交代以上に重要だと痛感した。

 不祥事が発覚してもろくに説明しない、曖昧なままでやり過ごすのは「何をしても大丈夫、時間が経てば忘れる」と思っているからだろう。茶番には茶番の理由があるのだ。これも知っておくべき点なのである。

プチ鹿島

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↓そもそも河井案里参議院議員の公職選挙法違反(広域買収)で辞職した夫の河井克行 元法務大臣(自民党)が逮捕され、衆議院議員を辞職して斉藤鉄夫公明党議員が立ち当選し、利権巣窟、国土交通大臣に就任している!↓