「失恋ショコラティエ」備忘録(10話・11話) | diary

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ブログお引越ししました♪

日々のゆるゆる記録です。

薫「紗絵子さんなら4文字で返されたメール、なんて返信します?

紗「たぶん最近忙しさも落ち着いてきて、あそういえばって感じで返事くれたのかも」

紗「これにもう返事はしましたか?」

薫「だって今更って感じだし、それに女はメールの返信遅くらせたほうがイイ的な?モテテク的な?」

紗「でも私は、返したいときにすぐ返しますよ。返事が送れて喜ぶ人はいないだろうし」

薫「じゃ紗絵子さんならなんて返します?」

紗「"くわしく話すね♡ごはん行こ。いつ空いてる?"て返します」

薫「逢いたくない人にまで優しいんですね。」

紗「だってその人がいつか逢いたい人に変わるかもしれないし。薫子さんはこの人に好きになってもらいたいですか?」

薫「うーん、でも、あれですよ。好きになってもらうために何かしなきゃいけないんだったら、好きになってもらわなくて結構っててゆうか」

紗「まー確かに、なんにもしないで向こうが勝手に好きになってくれればそれが一番ですよね。でも普通そんなことないんです。」

紗「意識的にでも無意識的にでも人の気をひく努力をしている人が好かれているんだと思うんですよね。」

紗「それに、この人だって薫子さんのことを好きになってくれたら、メールの返事が速くなったりとかいろいろ変わってくるだろうし、そうなったら薫子さんもこの人のこと好きになるかもしれない。」

薫(好きにさせて好きになってくれたら好きになる、のか?あれ、今なんかエポックメーキングな理論を聞いた気がするぞ)

紗「それに他の人を好きになってみることで、結果的に本命とうまくいくってこともありますよ。登山ですよ登山。いつか目標の山に登山成功させるには他の山にも登ってみる必要があったりもするでしょ?」

紗「薫子さん、せっかくの縁ですから、この人を、関谷さんを落としましょう。」

紗「悪口やネガティブ発言ばっかりにならないように注意してくださいね。とにかく関谷さんを楽しませてあげましょう。励ましたり褒めたりすると効果的ですよ」

紗「あ、あと髪の毛下ろして、緩くふわふわっと巻いて、化粧品も買いに行きましょう」

紗「もし仮に断られたとしても、ほかに恋人になる可能性をもっている人は世の中に何万人も何千万人もいるんですよ。だから関谷さんのためだけじゃなくて、全ての恋人候補のためにしている努力だって思うとたのしめるでしょ?」





失恋ショコラティエ
めっちゃおもしろかったねー
文字おこしまでしてしまったわいね・・