我が家は在宅介護をしているため、
介護度の見直しのときは
介護認定の前に調査員の人が
定期的に家に来ます。
調査と言っても、
母は認知症の末期で、
うんともすんとも
答えられないので、
いつも私が代わりに質問に答えるのですが、
直近で来られた調査員の人が
(調査員の人は毎回違います)
とても印象に残りました。
その人は小柄で優しそうな、
50代から60代くらいの女性でした。
終始笑顔で母について質問を
していましたが、
全ての項目の質問を終えたとき、
感極まったかのように
急に涙ぐまれたのです。
突然のことだったのと、
それまでの事務的な会話の中に
感動的な部分など一切なかったので
彼女の涙に困惑していたのですが、
実はその調査員さん
以前彼女にとってとても大切な人を
亡くされたとのことで…
話が少し長くなりますので、
続きは次回に。父娘②
アメトピ掲載記事