知人の中に、
一人で在宅介護をしている人や
一人で父母両方の介護を行っている人が
いますが、
いつも尊敬の気持ちを持たずには
おれません。
私も母の介護をしていますが、
一人で行っているわけではないからです。
家では、
母が若年性認知症を発症した当時、
自分達が自由に活動できる年齢でしたので、
互いに生活を調整し合いながら、
家族の中でいつの間にか
自然と「担当」ができていました。
以下、各々の担当を会社風に表しました。
私:ケア担当及び渉外担当
(母の日常の世話と
福祉や医療関係者との
打ち合わせ等を行う)
姉:在庫管理担当
(店舗やネットで調査を行い、
安価な介護用品を購入して
補充・管理する)
弟:代行担当
(海外に住んでいるため不在。
帰国時に他の担当者の労を
ねぎらい、代行する)
父:監視担当
(基本見ている)
このように、
家族で母の介護を行っています。
(父も母に話しかけたり、マッサージを
したり、本人曰く「脳の刺激」に
なるようなことを頑張っています)
余裕がなくなると
衝突してしまうことがありますが、
理想は母を中心に、常に皆仲良く
生活することです。