何をしても比べてしまうけど…
ふと、車道側に立ってくれたり
陽射しを避けてくれたり
いつも、荷物を持ってくれたり
足の悪い私に合わせてくれたり
そろそろ、足が痛む時は…
痛いって言わない私に
「そろそろ、辛いんじゃない?
僕に言わないで誰に言うの?」って
わかってくれる…
一緒に笑って
美味しい物を食べたら
美味しいって言えて
桜を見たら、一緒にキレイだと言える
一緒に虹を見たら感動して
キレイな夕日を見たら
一緒に見たいと思った…
誰かの前で泣くのは苦手だったけど
唯一、私が泣く場所になってくれた
人生最愛の人…
でも、その手を放すしかなかった…
逃げたかった…
大好きな気持ちから…
先の見えない未来から…
もう、その事しか考えられなくなって…
そして…逃げた…