1119-4195さんのブログ


土井ハムさんとの出会いは、6年前のホテル オークラでの一日限りの長崎県と展示会だ。
天然クエを年に数回買っている長崎新港に本社を置く株式会社ヤマスの仲買人、吉原さんからお声がかかりホテル オークラの展示場に訪れたい際に土井ハムさんにお会いした。
 名刺を交換して帰宅した。 数日後にクール宅急便にて土井ハムさんから荷物が届いた。
荷物には丁寧な手紙と土井ハムの代表的なハム、ソーセージが沢山入っていた。 私は、土井ハムさんの真摯な行いに感服した。
 土井ハムの社長 土井英博さんのハム作りのルーツは100年前に遡る。第一次世界大戦終了後中国で大量のドイツ人が捕虜として日本に来た。徳島県の坂東捕虜収容所では、捕虜によるベートーベンの合唱が日本初演された。またパン職人によってパン屋も出来た。ドイツ人の勤勉さ、誇りの高さは計り知れないものがあった。捕虜収容所の中では、通貨までが作られ流通していたとのことだ。全くゲルマン人はどこまで実直な人間なのだろうか!千葉県の習志野にも優秀な捕虜が日本で収容された。この中に一人のハム作りのマイスターがいた。ハム職人カール・ブッチングハウス氏だ。彼は、その後、日本人と結婚し横浜でハム屋を開店する。その後神戸に移った。カール・ブッチングハウスの弟子は沢山いたが、彼の余りの気難しさに途中で辞めていったと言う。弟子の中で奥さんの親戚の栗原安太郎さんが最後までブッチングさんの弟子だったそうだ。 土井ハム社長の土井英博さんは、栗原安太郎さんの弟子である。土井英博さんはカール・ブッチングハウス氏の孫弟子にあたる訳だ。生粋のドイツハム職人だ。とても穏やか闘志を内に秘めた熱血漢である。

 ドイツはミュンヘンでカレーのソーセージが良く売れている。ドイツ語でカリー ヴルスト!
数年前に土井ハムより発売した。

 私は当初からカレー粉を1、5倍。2倍にしたものをお作り頂いたがもう少し辛いカレー ヴルストをと今回2、5倍の辛さのものが完成した。
3年かかってやっと私の理想の辛さのカリー ヴルストが出来上がった。


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 商品名は、沼崎特製カリー ヴルスト。

 かなり辛いので辛いの苦手な方は購入しない方が良いだろう。
辛いのがお好きな方は必ず満足して頂けると思う。


土井ハムさん いつも美味しいハム、ソーセージをありがとう!

土井ハムは、通信販売でいつでも買える。また伊勢丹本店始めいろいろなデパートで期間限定で出店している。
興味のある方はホームページをご覧頂きたい。
土井ハムの何がお勧めか!?
私の好きなものは、生で食べられるベーコンブロック1キロ塊。
相方、子供たちの好きなのはベーコンスライス。
このベーコンを食べると必ずベーコンの概念が覆ります。
肉好きハム好きはお試しあれ。

続く・・・・ 次週予告!!なんとカール・ブッチングハウス氏には、実はもう一人の弟子がいた。感動ドキュメント 次週に続く・・・