型番JKPーA100タイガー魔法瓶の電気炊飯器では2番目に高額な品だ。 定価84,000円の炊飯器を購入した。今まで使用していた炊飯器はかれこれ10年位使用していたろうか!?ただの炊飯器だった。

 毎年10月初旬は私は自分の契約田んぼのある秋田県大潟村に稲刈りに行く。仲間を誘っていつも行くのだが、昨年10月に行った仲間に私はこう言われた。
  「沼崎さんお米はどんな炊飯器で炊いているのですか!?」 と。
私が18トンも拘りの米を作っているからさぞ高価な炊飯器を使用しているのだろうと、私に質問したのだと思った。私は正直に普通の炊飯器です。と答えた。すると彼は、沼崎さん最低5~6万の炊飯器を買って炊いてみて下さいと言われた。
 炊飯器5~6万!高いわ!ボルドーワインなら躊躇なく10万までは買ってしまうのに炊飯器の5~6万はなかなか買えない。


 再来月は新米の刈り入れの今、私は定価84,000円の炊飯器を購入した。中の釜が7重層になっているためが釜がやけに重たい。炊いて見ると驚いたことに米が立っている。薪で炊いたものでしか見られない光景を炊飯器で体験してしまった。こんなにも電気炊飯器は進化したのかと驚嘆した。大事に大事に10年は丁寧に使おうと誓った。

 私もたぶんあと10年位の生命だと思う。私の肉体が早いか我が家の炊飯器が早いか!?炊飯器もカラダも大事にしたいと思った。