ちょっと前に初めて行ってきました
美術や芸術とは縁もゆかりもないのですが
そんな素人目にも素晴らしい!
やはり華やかな展示はなかなか予約がとれないらしくわたしが見学したテーマは地味めなものでした
……が!本当に素晴らしかった
皇室もしくは天皇に、宮殿にとつくられた調度品や装飾品
手元において愛でたであろう小物や書物の数々
本物の凄みというのは知識の有無を超越して心を鷲掴みにするのだと思いました
わたしは特に花瓶などの花活け
これもまったく心得がないのに強く惹かれ
その花瓶、花器に花が盛られて大広間やテーブルの上に置いてある風景を見せてくれるように感じたのです
なんだか不思議な時間を経験したように思いました
三の丸尚蔵館は写真撮影可の展示物が多く(もちろん不可もある)へぇ〜〜と思ったのですが、ガラスに工夫があるそうで
言われてみれば反射がほとんど気にならない
まるで存在しないかのようで、写真も綺麗に撮れる……所々おでこの跡が付いてました(笑)
(ちなみに係りの方は見つけるとガラスを拭いていて綺麗な状態を保っています)
だからこそそれぞれの品物が手に触れるかのように、語りかけてくるかのように思えるのかもしれません
新しい驚き、感動というものを
受け取れる心はもうないと
ずっと思っていたけれど
「ある」とわかったのも、また驚き