クロールで速く泳ぐ上でテンポ(ピッチ)

を上げるのは必要ですよね?

手を前で揃える「キャッチアップか

のような泳ぎでは中々速く泳げません。

特に短距離(スプリント)ではテンポを上げてかなければいけません。


ではテンポを上げる方法はご存知ですか?

テンポの上げ方

とテンポを上げる上での注意点を紹介します。


 テンポを上げるには

まずテンポの上げ方の答えからいうと。

水中の手のかき動作を速くする

です。

これ単純に1回の手を押していくスピードを速くするって言うよりも

イメージでいうと

に誰よりも速く2mまでの崖を登ろうとしたときって

掴んですぐ上のところを掴んですぐ上のところ

掴んですぐ次、掴んですぐ次って

感じでやりますよね?(伝わるかな?🙄)


手をかいたらすぐかく

手をかいたらすぐかく

手をかいたらetc…

この感じです。


水の上から腕を戻す動作・リカバリー

のスピードだけをいくら上げようとしても

テンポはうまく上げられません。

またテンポを上げると手を入れ替えるタイミングが早くなりますが、手を入れ替えるタイミングだけを早くしてもこれもうまくいきません。


水中の手をかくのを

速く、速く、速く、速く、速く

すると自然とテンポが上がり

結果として手を入れ替えるタイミングも速くなります。



 テンポを上げる注意点

まずですが

テンポだけ上げて水が押せてないパターン。


水車のごとくグルングルン、グルングルン

速く回しているけど進んでない。

なんて子たまにいますよね?😇


これは単純に水を押せてない状態でテンポだけが上がっているので速くは泳げませんし非常に効率が悪いです。

進まないのに疲れるクロールのパターンの一つがこれ。


あくまでも水を押してるうえでテンポを上げる。テンポが上がってもしっかり水を掴んで押し続ける必要があります。


次にテンポを上げると当たり前ですが疲れやすいです。

50m走を速く走ろくとしたら腕を速く振りますよね?

でも長距離を走ろうとするときは50m走よりかは腕の振りは遅いですよね。


要は短い距離を速くしようとした時は腕のスピードを速く速くしますが、その分疲れます。


別の視点で言うと

高校生の男子が

スプリントでぶん回す

スピードで幼稚園の子がテンポを上げたら

水はかけれません。

まず体力、筋力、肺活量、もろもろが違いますもんね。


テンポが上がるほど水を掴んで押していくのは難しくなるので水を捉えた上でテンポを上げるというのはゆっくり泳ぐのとは難易度が変わります。


結果何が言いたいかというと闇雲にテンポを上げるのではなく、その子が泳ぐ距離に合ったテンポで泳ぐ必要があるということです。

テンポを上げる必要は速く泳ぐ上で必要ですが、その子の泳力と距離に応じたテンポを選ぶ必要があるのでそこは間違えないようにしましょう。


 まとめ

クロールはゆっくり泳ごうと思えば意外と難しくないです。※基本ができていれば

ただ速く泳ごうとすると難易度がグッと上がります。

タイム級や選手育成レベルからはクロールを速く泳ぐ上でテンポアップは必要にはなります。

テンポを上げるのも大事。

ただ適切なテンポで泳ぐペース作りも大事だということも忘れないように気をつけましょう。


 ふと見たこと

水を押すことを「払う」

と表現する文面を見ました。

あー確かにその感覚は少しあるかな

と感じました。

特にS字気味の軌道のときはその感覚が強いですし、スプリントで泳ぐ時も多少あります。

プルからプッシュのときの切り替え部分で内から外に切り替えていく際にその「払う」感覚はアリだなと思いました。

ただ「払う」ってイメージは

手首で払うイメージになると良くないかな〜

って思ったり。



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