今回は
「個人メドレーを速く泳ぐ方法」
をお伝えします。
個人メドレーは
・バタフライ
・背泳ぎ
・平泳ぎ
・クロール
を順番に泳ぐ競技です。
スイミングクラブでは
4泳法習得後のタイム級や選手育成、研修生
のテストやレベルアップの条件として個人メドレーの100mや200mのタイムを測ることがあります。
個人メドレーはただ単に4種目を泳ぐ
のではなく種目と種目のつなぎ目、ペース配分などが大事になってきます。
速く泳ぐには
◇バタフライは7.8割で泳ぐ
バタフライはメドレーで初めに泳ぐので
ここで全力で泳ぐと後半の3種目でバテます。
また7.8割のペースで泳いでも全力で泳ぐのと差は無いです。
そのため全力で泳がず7.8割で泳ぐほうが良いということです。
腕、手の力だけでバタフライを泳ごうとするとバタフライはキツイですしバテます。
手を戻してきて入水したら
体重を乗せて大きく下のほうまでキックし
その勢いで手をかきながらキックをグッと小さく素早く蹴り手を横から大きく戻してきましょう。
手を戻す時に楽に大きく戻せるようにする感覚でメドレーも泳げたらと思います。
またバタフライはキックのリズムとタイミングがズレないように気をつけましょう!
◇ターンは素早くしっかりと
ターン時に失速すると、
その失速した分だけでは無く
その後の泳ぎ(スイム)のタイムも落ちます。
ターン時に壁を蹴ってそのスピードを活かし泳ぎ(スイム)に入りたいところで減速すると
失速したスピードにつられターン後のスイムもスピードが出ないです。
そこからスピード、テンポを上げようとしてもその分体力を使ってしまうからです。
ただここで気をつけたいのが
壁をしっかり蹴る
+
ストリームライン(頭の上で手を組む)
状態が崩れないようにすること。
いくら素早くターンできていても
・壁がうまく蹴れていない、片足蹴りになる
・ストリームラインが組めずにキックしてる
状態だとスピードは出ません。
ですので初心者の方はまずそれがくずれないよ。
中上級の方で速く泳ぎたい場合はそれを踏まえた上で素早くターンする。
ことが大事です。
素早くターンをするには壁の前で泳ぎが失速しないように!
スピードを保った上で上半身と下半身を
うまく使いターンしましょう。
◇平泳ぎは手とキックが一緒にならないように
タイム級だと特に
・平泳ぎでキックしてる途中で手をかいている
のをよく見かけます。
平泳ぎは他の種目に比べて進みが遅いですが、あせらずにキックと手のタイミングに気をつけて泳ぎましょう!
中上級者は体重をしっかり乗せ、しっかり進んでいけられるようにしましょう。
個人メドレーの100m、200m。
200mは特にキツイです😂
泳ぎ切ったらまずお子さん褒めてあげてください。