おはこんばんにちわ。
唐突ですがクイックターンできますか？
クロールや背泳ぎのターンで回ってするターンをクイックターンと言います。
選手コース、育成や研修生になってから教えるスクールもあれば4泳法(クロール〜バタフライ)
習得後に教えるスクール、また4泳法習得の間にテストでクイックターンをやるスクールもあります。
クイックターン苦手な子は苦手ですよね。鼻に水が入ると痛いですからね。
さてクイックターンをできるようになるコツ、流れとしては
①回っている間、鼻をしっかり吐くこと
②まずその場でまっすぐ回れるようになること
が大事です。
①…これはまずしっかりできないと痛くて苦手意識が付きます。回りきらなくても浮いた伏し浮きの姿勢から上半身だけ丸め後ろを見るようにした姿勢まででしっかり鼻を吐いて痛くないかの確認の練習もありです。
このときに膝は曲げずに腰お尻が浮いた姿勢ができると次の段階にも進めるので良いです。イメージは腰が高い位置にあるくの字です。
②…鼻が吐けるようになったら後は回れるようになる段階です。ここでその場でいいのでまっすぐ回れるかがカギになります。
回れるのに必要になるのは小さくなって回る
とよく聞きますがこれを鵜呑みにしてはいけません。
小さく回るために何をするのかというと
・腕は太ももの横気をつけの姿勢
・膝を曲げて畳む
この2つが主に小さくなるためにすることだと思いますが
これを回っている最初からするわけではありません。
やってみるとわかりますが回る最初から膝を曲げるといくら頑張ってもうまく回れません。
膝を曲げるのは①で出てきた練習方のときのように腰が浮いてから、後ろを向いてから膝を曲げ畳みます。後ろでわからない人は自分の太もも、膝の間のあたりを見てから膝を曲げるとうまくいくかと思います。
また膝を曲げるときはゆっくりでなく素早く曲げ畳んでください。
顎を引き上半身を丸める
↓
腰を浮かすまで後ろを見る
↓
腰が浮いたら膝を素早く曲げる。
これで回れます。
逆上がりができる子はクイックターンも苦戦しないんですけどね。逆にクイックターンができるようになれば逆上がりができるようになるかと思います。
ボビングジャンプから回れるようになったら
浮いた伏し浮きの姿勢から
両手をかき(ひとかきひと蹴りのひとかきみたいに)→回る
それもできたら後は実際に泳ぎの流れで
よくやるのは5mフラッグ(旗)からもしくは25mの真ん中からスタートして回る練習ですが
最初のうちはTライン(ゴール前のTの線)
からクロールの呼吸、ストロークを最初にし
その後回る。それができたら５ｍフラッグから回るのもアリだと思います。
クロールであればTラインを目印にしてTラインから何回手をかくのかを考えて距離間をつかんでください。
このとき回ったあと蹴るときは上を見ます。
これはまずまっすぐ回って足をしっかり壁につけ蹴ることの確認のためです。
ここでしっかり回れて蹴ることができれば後は半転するのはそこまで難しくはないからです。
少し前にも話しましたが小さくなることの意味を履き違えるとうまく回れません。これはクイックターン習得後の子にも言えます。
クイックターンで回るときに
・うまく回れない
・回るのが遅い
などの場合は一度回り方に気をつけてみてください。
以上がクイックターンのコツ、習得のコツでした。
速く泳ぐ選手の場合斜めにターンするかと思いますが斜めに回るクイックターンの場合も上記は必要になってきます。
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