前回 は「ボディコピーを作成する際における第一段階」である、

①ボディコピーの基本的な構成要素を紙に書き出す。

について説明しました。


今回は、「ボディコピーを作成する際における第二段階」である、


②ボディコピーの基本的なシナリオで①で書き出した構成要素を
チョイスして並べる。


について説明していこうと思います。


えーと、(商品広告の)ボディコピーには「基本的なシナリオ」があると思うのです。

ボクがここで言うシナリオってのは、「話の流れ」のことです。


「初めにAのことを話して、次にはその実例を述べて、最後に・・・。」
のような流れのことをシナリオと言っています。


じゃあ、その「基本的なシナリオ」て何なのさ?て話ですが、それが以下。

※前回説明したボディコピーの「基本的な構成要素」も参照してください。


シナリオ1
A:その商品・サービスが持つ効果・ベネフィットを伝える(構成要素②)
B:その効果・ベネフィットをもたらしている、特長・訴求点を伝える(構成要素①)
C:その特長・訴求点が、なぜ良いのかを保証する事実や機能などを伝える(構成要素③)
D:その商品・サービスが持つ効果・ベネフィットを念押しする(構成要素②)


他にも、こんなシナリオパターンも。


シナリオ2
A:受け手が抱えているであろう悩みを伝える(構成要素④)
B:受け手が抱えている悩みの行き着く最終的な現象を伝える(構成要素⑤)
C:解決方法を示す。

D:「そこで~」と商品紹介
E:その商品・サービスが持つ効果・ベネフィットを念押しする(構成要素②)


他にもありますが、長くなるので取りあえずこの2つだけ。


シナリオ1について、具体例を出してもうちょっと説明すると、、、


A:その商品・サービスが持つ効果・ベネフィットを伝える(構成要素②)
・いろんな味のかき氷を楽しむことができる。
・自分の好きな味を選べる。
・毎日食べても飽きない。


B:その効果・ベネフィットをもたらしている、特長・訴求点を伝える(構成要素①)
・いちご、メロン、レモン、ブルーハワイ、カルピス、抹茶、金時など、様々なシロップや
味をある。


C:その特長・訴求点が、なぜ良いのかを保証する事実や機能などを伝える(構成要素③)
・シロップに使用している着色料はすべて「天然着色料」。合成着色料は一切使用していま
せん。

※これは仮定です。


D:その商品・サービスが持つ効果・ベネフィットを念押しする(構成要素②)
・いろんな味のかき氷を楽しむことができる。
・自分の好きな味を選べる。
・毎日食べても飽きない。


次の段階である、③各構成要素が、シナリオ通りに繋がるように、とにかく書いてみる。

で、もっと詳しく説明しますが、上記のシナリオでざっくりコピー書いてみますね。


いちご、メロン、レモン、あすは何にしようかな。


●●屋のかき氷なら、毎日食べても飽きません。
いちご、メロン、ブルーハワイに、カルピス、抹茶に、小豆・・
●●屋では、たくさんの種類のシロップをご用意。
シロップは、すべて「天然着色料」を使用。
合成着色料は一切使用していないので、
お子様にも安心して食べていただけます。
いちご、メロン、レモン、ブルーハワイ。
●●屋で、自分の好きな味のかき氷を見つけてください。


と、ざっくり作ってみました。

今回は、こんな感じで以上す。