漆喰の中塗り
中間の硬さのコテで大雑把な平の壁面を平らにする。下地はざらざらしているので綺麗に塗れるし素材が壁に付いて塗りやすい。仕上げの素材は練ってある漆喰仕上げ材ではあるが、梱包を解くと相当に固いので水を入れて練り直した。最終的には仕上げ塗りがあるので多少のムラは問題ないが拘って綺麗に塗った。下地の凸凹が真っ直ぐになった気がする。何とかなっている様なそうでない様な、誰の指導も受けていないと不安しかないが、大丈夫な気がしてきた。
乾いてくると、こんな感じで下地が露出してくる。理由は薄い部分や、水で練り直して濃度が水の様になっている部分が乾いた。多少は見えていても問題はない様ですが、割れにくい塗り壁にしたい希望があるので上から塗りました。下地がザラザラなんで漆喰が引っかかり塗りやすい。漆喰の中にあるワラがかなり邪魔だが気にしないことにする。
この状態でまた2-3日乾かせば遂に表情を付ける仕上げ塗りです。最終的には下下塗りから4層塗りという昔と全く同じ手法です。
実際は休みの全てと、仕事が終わってから毎日少しずつ塗っていたのですが引越し迄に終わらないこちを確信して途中から寝室とLDKを先に施工しました。それでも4層塗りに拘り抜いたので満足度は非常に高いです。DIYの良いところは妥協をしなくても良いところです。
プロに頼むと良くて2層です。DIYで人件費が掛からないから出来る手法で、8年経った今でも殆ど割れていません。微妙なヘアクラックは2ヵ所出来ていますが、1ヵ所は削って塗りなおしました。もう一か所はあえて放置です。
ヘアークラックや経年劣化の補修は、漆喰を水で薄めてスポンジのローラーで塗れば簡単で綺麗になりますが、15年ぐらい先で良いかなと。
次は仕上げ塗りです。

