夏の思い出第七話「封筒」 | TYのブログ、AKB恋愛小説

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こんにちはー!シカゴ住み、高1男子TYと申します。主にAKB恋愛小説を書いていこうと思っています(・∀・)まだまだ未熟な自分の作品ですが、読んでもらえたら嬉しいです(๑>◡<๑) よろしくお願いします!



二つの封筒。

一つは、白くて何も書いていない封筒。

もう一つは、周りに花の模様があり、綺麗な字で『岩田渚様』と書いてある。

おそらく、花の模様がある方は松井さんからのものだろう。

オレが気になったのは、白い無地の封筒。

早速、その白い封筒の中身を拝見する。

『岩田渚くんへ。

この前はお世話になりました。感謝しています。
早速ですが本題です。実はこの手紙は、君に対する次のTeamEのMVへの出演依頼です。
この前撮影していた曲のTeamEのカップリング曲のMVに出演して欲しいのです。
詳しい事情は当日話します。もしよければ下記のメールアドレスにメールをください。
いい返事が聞けることを祈っています。

                                             秋元康』


、、、ええぇぇーー!

なんでなんでなんでー⁉︎
MVってあのMV⁉︎ミュージックビデオ⁉︎
秋元康さんから直々に⁉︎
なぜミュージックビデオなるものにこのオレが⁉︎
しかもTeamEって…松井さんのチームじゃないっすか!
どーゆーことだ。

急展開にもほどがあるでしょ?程度ってものがあるでしょ?今日は変わった日であります。


テンションは下がらぬまま、オレはもう片方の封筒を開ける。

『岩田渚様。

こんにちは。松井玲奈です。
この前はお世話になりました。もしあなたがいなかったら、私は生きていなかったでしょう。



思わずにやけが止まらなかった。嬉しい。というか、信じられないというか。とりあえず直したくても直らないにやけ顏のまま続きを読む。



話は変わりますが、秋元先生のPVの話はご存知でしょうか?出演依頼の話です。
実はあれは、私がお願いしたものなのです。理由は色々あるのですが、あなたにとてもピッタリのMVだと思います。
迷惑な話ですが、ぜひ出演していただけたら光栄です。


色々迷惑をかけて申し訳ありません。もし、困った時に私にできることがあったらなんでも言ってください!
それでは失礼します。    

P.S.これは私のメールアドレスです。何か恩返しをしたいので、困ったことがあったらメールをください。

*******@***.com. 

                                         松井玲奈』

ここから、オレの本当の夏がはじまる。