🌿帝政ロシアの小説家であり

 思想家トルストイ様の霊言🌿



 トルストイ様は八次元如来界
それも最上段階(太陽界)の方である。

 学生の頃『アンナ·カレーニナ』や『戦争と平和』を読んだことがあるが『戦争と平和』の登場人物の名前が長く覚えられないのでノートに書き出しつつ読み始めたが途中で書くことをギブアップした。


 後で知ったが登場人物五百人以上だったことに驚いた。


 『生と死と愛』は私一番の愛読書で父から譲り受けた時から本は茶色く変色していたがトルストイの言葉の一つ一つは輝き
を放ちとても心に響いた。




 
 ≪⚜️トルストイ様の霊言⚜️≫



 「私はモスクワの南160キロほどの場所にあるヤースヤナ・ポリャーナで生まれた。ここは3つの村を持つ広大な領地であった。   


 毎年、地代が一定料入ってくるので、経済的に不自由することは無かった。けれども両親や親族が私の若いうちに亡くなってしまったので、18 歳でそれらの財産はすべて私の手元に入ってきた。


 私はその頃カザン大学の学生であったが、このお金の大部分を社交界での遊びや豪勢な飲食の為に使ってしまった。



 それで大学を中退したのだが、それからしばらく何をやってよいかわからなかった。



 その頃、ルソーを読んで自由に生まれたはずの人間がいたるところで鎖に繋がれて生きているということを知り、これをなんとかしなければならないと思った。


 自分の領地を見て回るとそれまで気にしてこなかったが、ロシアの農奴制に大きな問題があることがわかった。


 私はすぐに農民の生活改善に取り掛かったが、経験不足であったためすぐに挫折した。それでモスクワに行きまた放蕩生活を始めてしまった。


 しかし、人間は何らかの仕事をしなければ生きていけないものだ。それで私は小説を書き始めた。


 それから24歳の時書いた「幼年時代」が認められ本になった。これが私の小説家としてのデビューである。


 私は芸術とは人が己に起こった最高の、また最善の感情を他者に伝えるこだと考えている。だから、私は毎日、できるだけ細やかな日記をつけていた。


 それが私の小説のエピソードとなったのだ。その経験のためもあって、23歳でコーカサスの砲兵旅団に入隊した。



 25歳でクリミア戦争が起こり、私は砲兵将校としてこの戦争に従軍した。このときの経験は「戦争と平和」に書いた。


 31歳の時、再び農地に戻り、今度は学校を作った。教育が受けられなければ農民は真に自由を得ることは出来ないと悟ったからだ。



 私が多くの経験の中から学んだことは、人は人の幸せのために生きている時に初めて生きているのだと言えるということだ。いくら、豪遊をしたところで本当の幸福感をえることはできない。

 そして、世界を変えるためにはまず自分を変えていかなければならない。中途半端な人間には何もなすことはできないのだ。


 私は毎日、本を読み、日記をつけ、小説を書いた。それを私自身の戒律とした。



 私は大学も卒業できないくらい、どうしようもない人間だったから、そうしなければ何事も成せなかったのだ。決めたことは必ずやるのだ、何があろうと。

 私は、ルソーやフォイエルバッハ、老子や孔子など多くの偉人から影響を受けたが、最終的にイエスこそが最も尊敬すべき師だという考えにたどり着いた。



 イエスの山上の垂訓が私の最も重要な指針となった。他者への思いやりこそが世界を良い方向へと変えていくのだ。愛のない世界は虚しい暗い世界だ。



 皆、自分が可愛いので、他者の苦しみを顧みない。けれども、人間は皆平等なのだ。


 皆、苦しみから抜け出し、幸せな人生を送りたいのだ。それが出来ない者たちが世界にはたくさんいる。


 そして、キリスト教の教えから非暴力主義も提唱した。私はそのため、ロシア政府からすべての本を発禁処分とされた。


 
 しかし、若者たちが無意味に死んでいく戦争を起こさないためには暴力を手放すしかないのだ。これはもちろん抵抗しないと言うことではない。


 また、私は聖書に記述のない三位一体説も否定した。なぜならイエスは天の父を信仰の対象としており、聖霊や天使たちがイエスと一体であるとするのはおかしいと思ったからだ。


 おかげで私はロシア正教会から破門され、教会の墓地にも埋めてもらえなかった。けれども、私はおかしいと思ったことをそのまま鵜呑みにする事はできなかったのだ。


 世界のより多くの人々が幸福で知恵ある者となれるように、それを手助けしてあげることが最高の人生であると思っている。それが神の子としての最善の生き方なのだ。」
  ⚜️トルストイ⚜️ 2024.4.29

🌿💐苦難困難の中にある生きとし生けるもの全てに平安が訪れますように💐🌿


…🌿皆様と聖アントニウス神に愛を🌿…