コロナ禍で夏の一時帰国できなかった我が家。当然我が家だけでなくほとんどの家庭がドイツに残っていた。こんな状況だし、帰れないことに不満はなかったのよ。
が！が！夫の会社が、「今年は世界全域で帰国ができない状況だから、少しでも駐在員の支援を」ということで日本物資を注文するときの送料を補助してくれることに
一時帰国って家族友人に会うのはもちろんだけど、日本物資の調達も大きな目的のひとつ。友だちの多くは親が定期的に荷物を送ってくれたりしてるみたいだけど、我が家はほとんどしてない。高い送料がかかるし、親への負担も大きいからさ。こちらで賄えるものは賄い、手に入らないものは諦めてた。
でも、送料を負担してもらえるなら話は違うわ
駐在員専用サイトがあって、注文できる商品に限りがあり日本で買うよりは少し高めだけど、こっちで買うより断然お得。
数日このサイトとにらめっこ。送料のことを考えなくていいとなると、欲が出てきてしまうのよ。お米や醤油もこちらでも容易に手に入るんだけど、こちらで買うどこでつくられたか分からないものより安くて日本産のものが買えるなら…と買い物かごはすごいことに
会社としてはまずは3か月に1回程度を予定していて来年4月以降は状況を見て検討するということ。買いすぎて会社に迷惑かけたら制度自体がなくなってしまうかもと夫に相談。
と夫に相談。夫は「使わないと使わないで必要ないと判断されて制度がなくなるかもよ」なんていうから、勢い購入ボタンを押したわよ。
まずは注文してから10日ちょっとでとどいた問題集。
コロナ中、自宅学習が増え、日本の問題に飢えてた私。（もちろん飢えていたのは私だけね）国語の文章問題はちょっと前に姉に送ってもらっていて、今回は算数の文章問題を中心に。補習校にも塾にも通っていない我が家は、自宅学習できる教材があると本当に助かる。
日本にいたらね、こんなん定価では買わないよ。でも定価で買えて送料かからないってだけでありがたいよ。
送料がいくらかかったか段ボールをすぐに捨ててしまって分からず。最近はもっぱら子どもたちの本も電子書籍にお世話になってるけど、本だと友だちに貸すこともできていいね、って。
食品はドイツは禁止なものがいろいろあって、サイト上でも購入できないことがしっかり明記されてるけど、薬はされてなかったのね。で、調子に乗って12000円分注文。
が、これが税関に引っかかった。注文から20日くらいたったころに税関に取りに行くよう手紙が投函されてた。今までも税関には何度か行っていて、その場で荷物を開けさせられ、中身をちらっとだけ見てもらえるパターンが多かったんで、そのつもりで行ったら、「薬品関係は全部だめ！」と
↑これらはすべて没収された
日本に返品してくれたら返金されたりするかもと淡い期待を抱いたけど、担当者は「destroyよ」って。デストロイて！ざんねーーん
税関まで取りに来たのに（しかもうちから税関がかなり遠いのよ）受け取れたのは、湿布とアンパンマンのバンドエイドと包帯…くやじぃ～
こればっかりは規則だから仕方ない。夫に早速報告すると、「えっ？薬品の持ち込みも制限あるじゃん。知らなかったの？」と。そんな反応求めてないわ
いや、食品は禁止物を購入できないようになってるんだから薬も買えないようにしろや！
いや、食品は禁止物を購入できないようになってるんだから薬も買えないようにしろや！きっと食品の箱に混ざって薬が入っていたらスルーされることもあるんだろうけど、禁止は禁止。諦めるしかないな。
12000円のうち8500円分ほど没収…
ここでかなりのテンションが下がった私。
つづく。。。