私たちは、小さい頃から誰かと比べられて育ちます。
学校や社会ではまだまだそういう教育がされています。
家庭内でも兄弟姉妹がいれば比較されることもあると思います。
容姿の良し悪しや、身長の高い低い、勉強ができるできない、駆けっこが早い遅いなど
容姿がカッコいい、かわいい子は人気がある
身長順に並べられる
成績の順位が出て、成績表で評価される
運動会では競争させられる
こうして私たちは誰かと比較することを学びます。
良い悪い、優れている劣っているなど、言葉では言われなくても
そういう環境の中で育つと自然と自分と他の人を比較してしまうときがくると思います。
私もそうでした。
特に容姿では、兄からはいつもブス、サルなど言われていたので
幼稚園の頃には自分の容姿がブサイクなんだと思っていたし、嫌いでした。
まわりのかわいい子を見ると、羨ましく、嫉妬していたこともあります。
私は特に敏感だったので、周りの大人たちが私を見る目も感じ取っていました。
幼馴染の友達はかわいくいつも女の子らい服装をしていました。
対して、私はショートカットの頭くりんくりん、兄のお下がりの服を着させられていたので余計比べられている感じがしました。
幼少期からそういう経験をしてきたので、大人になってからも他人と比較ばかりしていました。
自己肯定感も低かったので、私は人より劣っている、ダメだ、価値がないなど
直接言われてもないのに、私は自分自身でそのようなセルフイメージを抱いてきました。
もし、小さい頃から誰かと比べられることもなく
『ありのままのあなたで良いよ』
『そのままで素晴らしいんだよ』
と言われて育っていたら、私はどんな人生を生きていたんだろう。
自分の事をどう思って生きて来れたんだろう。
そんな風に育てらてたかった。
でもこの世界は相対性で成り立っていて
比較できるものがあることで学べることがたくさんあるんだなと思います。
私は育ってきた環境の中で、自分が本当に求めているものを知ることができています。
だから自分の家庭を持って、どんな家族関係でありたいのかを客観的に考えることができます。
でも子育てしているとついつい癖で他の子と比べてしまうこともあります。
間違った方向に行くこともあるけど、日々修正して、自分の在り方を正しています。
自分の子供には、私はありのままで素晴らしいんだ。と思って育って欲しいです
余談ですが、私の夫が育ってきた環境は、私から見ると私が理想とする家族像です。
なので私の育ってきた家庭(両親)と、夫の育ってきた家庭(ご両親)を比べて学べることがたくさんあります。
性格、考え方や他人への接し方が違いすぎて笑えるくらいです
私の中で良いなと思う部分は取り入れて、こうなりたくないなと思う部分は反面教師で学ぶことができます。
こういったご縁も意味があってのものなんだろうなと感じます
ご縁に感謝です
本日も読んでいただきありがとうございました。
mico