この世界って不思議だなと思います。

 

私は小さい頃、この世界はなんであるんだろうと考えていた時期があります。

 

なんで私はこの世界を生きているんだろう。

 

もしかしたら、私たちよりはるかに大きい人が空の上から見ていて、私たちを監視しているんじゃないかとか。

 

ジオラマみたいに楽しんでいるのではないかとか。そんな妄想をしていました。

 

そして、私が今目の前に見ているものは存在して見えるけど、見えていない私の背後の世界は今存在しているんだろうかとか。

 

実は自分が見ていない背後の世界や他の空間はこの瞬間存在していない。

 

幼い頃、そんな話を誰かに聞いたことがあるのか、自分で考えたのかは忘れてしまいましたが

 

私は見えていない背後の世界が本当に存在していないのか確認したくてたまりませんでした。

 

私は、何回も勢いよく後ろを振り返って見てみたり、薄目を開けて目を開けて見たり

 

もちろん、見れば存在しています。

 

これは大人になってから知った、二重スリット実験に似ています。

 

上手く説明できているかわかりませんが、

 

観測していないと、物質は波のようになっていて、物質として存在していないというものです。

 

人間が観測することにより、粒になり物質として見えるようになる。

 

というような実験だったと思います。

 

また、ある時は自分の親が自分の親ではないように感じることがありました。

 

言葉では説明できない、とても不思議な感覚で、母親は本当に存在しているのかな?この人は本当は誰なんだろう?という感じでした。

 

こういう感覚が強かった時期、私は自分が自分であることが大好きでした。

 

自分の意識がいつも胸のあたりにあり、ハイアーセルフと繋がれていたような感じです。

 

でも、自分の意識が胸のあたりにない期間が長く続いて、自分自身を見失ってしまいました。

 

意識が頭中心になってしまっている状態でした。

 

それは、自分の感情を押し込め、本当の気持ちを無視して、頭で自分を無理やり納得させようとしたり

 

自分以外の誰かになろうとしたりすることで心の声が聞えなくなってしまいました。

 

長い間その期間が続くと、楽しいという感情や幸せという感情がわからなくなり、

 

自分が今何をしたいのか、本当の自分がどんな状態なのか分からなくなってきます。

 

ここまで来てしまうと本当に苦痛であり、絶望的であり、何のために生きているのかが分からなくなります。

 

私は中学から数えると、20年近くこの状態でした。

 

少しずつ少しずつ自分を癒して、今は楽しさや幸せな気持ちは少しずつ感じられるようになってきました。

 

長い間自分の気持ちを無視し続けてきたので、閉じてしまった心が開くまでにはもう少し時間がかかるようです。

 

そして、自分を大切にしてこれなかったことで、精神的疾患や自己免疫疾患の病気も患うことになってしまいました。

 

精神疾患は今はなくなりましたが、自己免疫疾患は今もあるので、日々自分と向き合い癒しています。

 

心と身体は繋がっています。

 

心が傷つけば、身体も傷ついていきます。

 

今だから言えることは、自分をもっと大切にすればよかったということです。

 

もっと、そのままの自分を愛して、誰かと比べて自分を否定するのではなく、自分の気持ちに寄り添ってあげていたら。

 

誰かに愛されようとするのではなく、自分が自分を愛してあげればよかった、愛してあげなければならなかったんだなと思っています。

 

過去の自分、自分の身体に何度もごめんねと言いました。

 

大切にできなくてごめんね。許してね。

 

これからは大切にするよ。大好きだよ。

 

ここまで頑張って生きてくれてありがとう。
 

毎日プラスの言葉をかけてあげています。

 

自分の事を否定してしまっている人がいたら、こんな言葉をたくさん自分にかけてあげて欲しいです。

 

今日も聞いていただきありがとうございましたニコニコ

 

mico