小学生のころ、私の心から愛、喜びがあふれ出して止まらなくなり、それを天に放った経験があります。

 

私はこの頃、よく心から喜びが溢れていました。

 

楽しいこと嬉しいことを考えて心に意識を向けると胸のあたりがほわ~っと暖かくなり涙がでそうになっていました。

 

ほんとうに些細な事です。

 

明日は学校が休みだ♪嬉しいな♪ とか

 

明日は遠足だ♪ とか

 

子供だったらよくあることですよね。

 

でも私の場合ただの喜びではなく、本当に心から光があふれ出している感覚でした。

 

ある日の学校帰り、明日学校が休みで私は喜びで満たされて仕方ありませんでした。

 

そして、私のハートから喜びがあふれ出してくるのが自分でもわかり、全身が喜びの光で包まれている感覚でした。

 

そんな私を見た同級生が私に対して「今光ってたよ」といったのです。

 

まぶしい太陽のような光がピカッと光っていたらしいのです。

 

私は、内心「そうでしょ」と思いながらも、なぜかそれを人に知られてはいけない思って

 

太陽が反射したんじゃないかなとごまかしました。

 

それからしばらくして、一人で休みの日に学校の校庭に入って遊んでいた時に、自分の心を喜びで満たしたいと思い

 

楽しいことをたくさん考え始めました。

 

そうすると私の心からいつもよりたくさんの喜びがいっきにあふれ出し、とめどなく溢れ出てくる喜びに苦しくて苦しくて

 

そして、このたくさんの愛、喜びを世界中の人に届けたい、私の愛をみんなに与えたいという気持ちで天に向かってその喜びを放ちました。

 

そうするとだんだんとあふれ出して苦しかったものが落ち着いてきて、今度は物凄い勇気が湧いてきました。

 

私はその時、手に剣を握りしめていました。剣と言っても本物ではなく、空想の中の剣です。

 

でも私は剣を握りしめる格好をして、校庭を突き進んでいました。

 

私はこの世界に闇や悪魔がいると心のどこかで思っていました。

 

悪魔たちがいるからこの世界は平和ではないんだと。

 

その悪魔たちに向かって、「悪魔たちよ私にかかってこい!」「私の愛でお前たちを倒してやる!」「私は怖くない!」

 

私は地面を足で強く踏み、剣を振り下ろし切りつけました。 何回も何回も。

 

あの時の私は今思い返しても、本当に悪魔に立ち向かっていく、一人の女戦士のようでした。

 

私は半分そんな遊びをしているつもりでした。

 

でも今振り返ると、それは遊びではなく本当に見えない悪魔に一人で立ち向かっていたのかもしれません。

 

でも私の愛だけでは足りなかった。。。

 

そして本当に悪魔は私の元に一斉攻撃をしてくるようになり、長い間闇へと落ちていくことになります。