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陸自富士学校 硫黄島戦史研修
幹部特修課程の学生167人参加

2018年4月11日更新

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 硫黄島の戦いで破壊された米軍の戦車を前に、着上陸戦闘の実相について学ぶ富士学校の学生たち(いずれも東京・小笠原諸島の硫黄島で)


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 学生たちは摺鉢山に登り、米軍上陸の状況を学んだ
・・・他
 富士学校はこのほど、入校中の学生の「硫黄島戦史研修」を実施した。
 本土から1200キロ離れた小笠原諸島・硫黄島への移動・滞在では、海自航空集団と空自支援集団、中部航空方面隊の支援を受け、15個職種の幹部特修課程学生167人が参加した。

戦跡を巡り「島嶼防衛」について考える
 硫黄島に到着後、学生たちは日米の部隊が激しく戦った島内各地の戦跡を訪れ、戦場の実相を追体験するとともに、自衛隊が現在、研究に取り組んでいる「離島作戦」の特質などについても実地に学んだ。
 学生たちは最初に追悼施設「天山慰霊碑」を訪れ、島内で倒れた旧軍の将兵を慰霊。続いて激戦地となった摺鉢山に登り、山頂から海岸線など地形を確認、米軍の着上陸作戦の全容と日本軍の防御戦闘について学んだ。
 学生たちは・・・





 防衛関連ニュース

女性限定就職説明会が盛況 11機関合同で開催 札幌
(2018年3月3日)

2018年4月11日更新

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 来場した公務員志望の女子学生に仕事の魅力について語る自衛隊(右)など11機関の女性公務員(3月3日、札幌市の北海道県警本部で)


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 消防隊員とともに説明会参加者を受け付けする三重地本の広報官(3月3日、津市で)
仕事もプライベートも 働きやすさや充実度アピール
 「女性自衛官は仕事とプライベートを両立させ、職場で充実した毎日を送っています」――。札幌地本は政府の「女性活躍推進施策」をヒントに、札幌市内で女子学生限定の説明会を11機関合同で開催、若い女性向けに自衛隊の仕事の魅力や働きやすさをアピールし、女性の志願者増につなげている。

手厚い福利厚生を紹介
 【札幌】地本は3月3日、札幌市内の北海道警察本部で開かれた11機関合同の「女性限定就職説明会」を初共催した。
 これまでは道警、消防、海保と4機関で行ってきたが、地本が女性職員の活躍推進に取り組む各機関に呼びかけところ賛同の声が上がり、11機関が集結した。
 当日は道外を含め就活中の女子学生ら約260人が来場。札幌地本はステージイベントで「輝いて活躍する女性自衛官」と題し、・・・





 防衛関連ニュース

国際防衛ラグビー成功へ 自衛隊強化策説明会
BOBと防衛省〝スクラム〟
(2018年3月14日)

2018年4月11日更新

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 会議の冒頭、あいさつする中谷BOB会長(右)=3月14日、防衛省第1省議室で


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 前回の国際防衛ラグビー大会(英)に初出場、ジョージア戦でスクラムを組みにいく船岡選手を中心とした自衛隊選抜チーム(右)=2015年10月
説明会に中谷会長らが出席 19年W杯と同時開催
 2019年に日本で開催されるラグビー・ワールドカップと併せて実施される国際防衛ラグビー競技会に向けた「自衛隊ラグビーの強化策説明会」が3月14日、防衛省第1省議室で行われ、「自衛隊のラグビーを強くする会」(BOB)の中谷元会長をはじめとする同会役員と武田博史人事教育局長以下の省関係者ら約50人が出席。大会の成功に向けて〝スクラム〟を組んで取り組むことを確認した。

 2020年の東京五輪・パラリンピックとその前年のW杯に向けて、防衛省は特別行動委員会を立ち上げ準備を進めている。
 また、W杯と併せて開催国で実施される「国際防衛ラグビー競技会」に向けても、内局人事教育局長を委員長とする準備委員会が一昨年11月に設置され、実施事項が検討されている。説明会では、競技会に向けた現況や課題が報告された。
 説明会の冒頭には小野寺防衛大臣も出席し、「(省として)恥ずかしくないホストをさせていただきたい。自衛隊チームが少しでもいい成績を残せるよう支援したい」と述べた。
 続いて・・・
 ◇国際防衛ラグビー競技会
 4年に一度のW杯に併せて実施される各国軍が参加するラグビー競技会。1回大会は2011年に豪・ニュージーランド共催で、2回大会は15年に英国で開催された。2回大会には英、仏、豪、南アフリカなど10カ国から12チームが参加。初出場した日本(自衛隊選抜)は、予選リーグの対ジョージア戦で勝利を挙げたが、決勝トーナメントには進めなかった。





 防衛関連ニュース

プロラグビー選手が生活体験
仲間と支え合い完遂 陸自41普連
(2018年2月8日~10日)

2018年4月11日更新

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 徒歩行進完歩後に記念撮影に納まる「サンウルブズ」の選手と担任した41普連の隊員たち(別府駐屯地で)
 【41普連=別府】41普連は2月8~10日、クラブチーム国際大会のスーパーラグビーにも参戦しているプロチーム「ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ」の選手66人の生活体験を担任した。
 W杯日本大会に向けたプレシーズンキャンプの一環として別府市から要請され、受け入れた。
 訓練・管理事項説明で担任官は選手に対し、「新兵となれ」「チームで協力し困難を克服せよ」と2点を要望。「一人の失敗は部隊の失敗(死)を意味する。自分だけが助かれば良い、という考えは持ってはならない」と伝えた。
 開始式を終えた選手たちは・・・