お餅の赤カビは、毒⭐️それを無毒とするゲノム検査由来の毒を作る力の無い紅麹原料の発見だった? | ☆AKKO-BEAR☆の日記(雪山に熊を見に行く?)

☆AKKO-BEAR☆の日記(雪山に熊を見に行く?)

テディベアの故郷ドイツ・ギーンゲンを初めて訪ねたのは、冬のドイツ…☆
「雪山に熊を見に行ってくるから休み」とだけ言って…☆
ミュンヘン空港は、雪に埋もれていましたよ。
テディベアの父リチャード・シュタイフさんが大好きです…☆

長くお正月の鏡餅には、本物のお餅やさんについてもらった鏡餅のお重ねをお供えし、数も沢山で、水餅にしたり、冷凍したり、真空パックを利用したりしながら、1月25日の行事で、きれいなカビなど生えていない安全で美味しいお餅をお客様にお出しするおぜんざいに使うため、努力していました⭐️

そんな1月の寒中は、本当に寒かったのですが、緑のカビは安全だけど、赤いカビは毒なので、赤黴をみたら廃棄というのが、鉄則でした⭐️🍀✨


そういう古い常識を非常識として、今では、あの赤が色素として使われるだけでなく、ゲノム検査で毒を作る遺伝子を持たない「紅麹」が見つかれば、他にもすごい効果が沢山あるから、サプリメントを作ろうということになり、好調だったけど、そこに、普通の毒を作る力のある紅麹が、原料として使われて、死者まで出してしまった大事件が、起きてしまいました。🍀💢


非常に残念です🍀💢

(AKKO-BEAR)



(参考資料)

⬛️紅麹についての小林製薬ホームページの説明より


紅麹の発酵によって生み出される成分が実にパワフル!

紅麹は蒸した米に紅麹菌(ベニコウジカビ/Monascus属カビ)を混ぜ入れ、発酵させた米麹。発酵によって鮮やかな赤い色素が生まれますが、それ以外にもさまざまな成分が産出されます。しかも、その成分は、かなりパワフル! GABA(γ-アミノ酪酸)やモナコリンKなど高い有効性が実証された機能性成分が含まれているのです。モナコリンKはコレステロールの抑制作用が、GABAは血圧低下、リフレッシュ効果などが知られています。赤い色素成分にも抗酸化作用があり、色々と健康に役立つ可能性を秘めています。


※“M.”は“Monascus”の略です。


 紅麹菌(ベニコウジカビ/Monascus属カビ)

紅麹菌(ベニコウジカビ/Monascus属カビ)

紅麹の成分

 

紅麹の作用

 

紅麹の選び方

紅麹の発酵によって

生み出される成分 紅麹菌は、発酵することで赤い色素など新しい成分を生み出しますが、それが実に独特で、非常にパワーのある成分だったのです。

紅麹由来ポリケチドとは

悪玉コレステロールを下げる紅麹由来ポリケチド

紅麹由来ポリケチドは、お米を紅麹菌よって発酵させることで作られるポリケチド類の総称で、モナコリンKや、紅麹色素などを含みます。血中のLDL(悪玉)コレステロールを下げる作用が確認されており、「米紅麹ポリケチド」「紅麹ポリケチド」などの名前で、機能性関与成分として機能性表示食品に用いられることもあります。


小林製薬では、特許を取得したオリジナルの紅麹菌を使用し、伝統製法とバイオテクノロジーの融合による独自製法により、紅麹由来ポリケチドを豊富に含む紅麹を生産しています。


モナコリンK とは

悪玉コレステロールの合成を抑えるモナコリンK

1979年、東京農工大学の助教授(当時)・遠藤章氏によって、紅麹菌(Monascus ruber M1005 )から、高いコレステロール抑制効果を持つ成分が発見されました。その成分がモナコリンK。モナコリンKはその後の研究を経てコレステロール抑制剤(スタチン剤)として発売されました。

コレステロールの約8割は肝臓で生成されます。モナコリンKは肝臓でのコレステロールの生成を抑えるため、強いコレステロール低下作用を示すのです。モナコリンKは、総コレステロールとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を下げますが、HDLコレステロール(善玉コレステロール)は下げないため、モナコリンKは、肝臓で作られるコレステロールの量とバランスを健康な状態へとコントロールする作用があるのではと考えられています。


 

モナコリンKイメージ

アセチルCoAから始まるコレステロールが作られる過程で、モナコリンKは、HMG-CoAという還元酵素に作用して、コレステロールの生成を抑制。

その結果、LDLコレステロールと総コレステロール値を下げるのです。


紅麹色素とは

赤い色素が善玉コレステロールを増やす?

今後の研究にも期待!

紅麹の赤い色は天然の色素。しかもこの色、発酵過程で、黄色系やオレンジ色系、赤色系の複数の色素が混ざってできた色。これらの色素は、天然の食品色素としてかまぼこなどの練り製品などに利用されています。

紅麹色素には、抗酸化作用や、抗炎症作用、抗菌作用があることが知られています。さらに近年の研究で、善玉コレステロールを増やす作用など、様々な作用が明らかになりつつあります。


 

紅麹の色素成分は複数ある。黄色系のモナスシンやアンカフラビン、オレンジ色系のモナスコルブリン、赤色系のモナスコルブラミンなど3種類の色素が混ざり合ってできた色。

GABAとは

血圧を下げ、ストレスを緩和するGABA

紅麹の発酵過程で生まれる成分の一つにGABAがあります。GABA(ギャバ)は、γーアミノ酪酸という、アミノ酸の一種で、発芽玄米やカカオなどに多く含まれます。GABAには、血圧を下げたり、ストレスを緩和したり、学習機能や集中力を高めたりする作用があることがわかっており、すでに様々な特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品が発売されています。

紅麹に血圧を下げる効果があることが確認されていますが、その作用はGABAによるものと考えられています。


また、GABAには、脳の神経伝達物質として、脳内の血流を良くして脳細胞の代謝機能を高める働きがあることが知られています。紅麹GABAが学習機能の向上に役立つというマウスを使った研究結果も報告されており、紅麹による気力・活力の低下改善や学習機能向上効果も期待されています。


シトリニンとは

腎毒性のある有害成分

小林製薬の紅麹には含まれません!

シトリニンとは、食品の生産において使われる様々な菌によって生産されるカビ毒の一種で、腎毒性を持つことが知られています。

紅麹菌の中にも、シトリニンを生産するものが存在しており、実際に市販されている紅麹米サプリメントからシトリニンを含むものが複数見つかったという報告がありました。現在、欧州委員会規則(EC)においては紅麹由来のサプリメント中のシトリニンの基準値が100μg/kg以下に規制されています。


小林製薬では、紅麹のゲノム解析を行い、シトリニンを作る遺伝子を持たない紅麹菌を見出しました。シトリニンを作ることのできない紅麹菌を使用しているので、小林製薬の紅麹にはシトリニンが含まれません。