急な病気や事故の時に、救急車で、地域の総合病院に運ばれるというケースも含めて、紹介状を持たないで大きな病院で診療を受ける機会は全く無いとは言えません
大病院で紹介状無しに診療を受けると、再診療以降も、紹介状の無い患者さんは定額負担を支払うというのは、その名医がいらっしゃる大病院との縁故が全く無かったのに診ていただく訳だから、仕方ない…という理屈なのかも知れませんね
「紹介状」の重みを感じます
問題は、それほどの名医もいらっしゃらなくて、評判の良くない大病院の場合は、医療費の値上げとなり、お客様が、激減するかも知れないこと…。
「紹介状」を書いてもらったことにするサービスをする大病院も出てくるかも知れません…。保険診療の数が減ったら、回らなくなるところもあると思うので
このシステムについては、数年前の国会で、田村厚生労働大臣の時に、審議がされていたけれど、大病院への患者の集中を防ぎ、地域医療を活性化させるのが目的だったはず。
これまでは500床以上対象だったのに、400床以上の病院は、一律に大病院として登録され、紹介状無しの患者は、割り増し金をずっと払わなくてはならないことに4月からなるらしい
小さな町に一つある様な地域の中規模の総合病院などでは、病院も、患者さんも、予期せぬ医療費値上げとなりますね
患者減を見越して、ベッド数を減らしたりするのでしょうか?
本当に必要な人が入院出来なくなったり、病院に行かないで、薬局や民間療法で済ませてしまうこともあるかも知れません。(今でもどんな人にも常備薬や自分なりの健康法はあるものですから、そちらにシフトする可能性はあります実際、風邪で診療を受けて、もっと重いインフルエンザにかかることも有りますから☆)
全国一律ではなく、再診療以降も、紹介状の無い患者に定額負担を求めるかどうかは、地域の条例で決めることが出来る法律にして欲しいと思います
今回の様に、中央の行政判断(厚生労働省判断)だけで、対象を500床以上から400床以上に全国一律に変更する場合、今入院されている患者さんが横たわっていらっしゃるベッド100床をどうするか?という死活問題になりかねません
みんな一人一人に生活があります
100床のベッド、100人の患者を軽く見ないで欲しいと思います。
(AKKO-BEAR)
■紹介状なしの受診、定額負担求める病院が増加 4月から(400床以上の病院が一律対象に)
(朝日新聞デジタル - 01月25日 05:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4957632