「憲法の改正は歴史的使命」と総理大臣は、語っていらっしゃるのだとか。
日本人が、原子爆弾をアメリカ合衆国から2発も落とされながら、戦後、「平和憲法」を与えられたことで、アメリカ合衆国を愛してしまった事実を消してしまいたい、「無かったことにしたい」のかも知れません
幕末の長州、富国強兵の新政府をルーツとされる安倍総理大臣にとっては、無理の無い話なのかも…。
けれど、それは、「戦争を愛する人」の論理です
72年前、日本中を本当に焼け野原にされた日本人は、戦争に辟易し、二度としてはならないと感じていました。
家族を戦火で失った人々は、悲しみに暮れていましたから、「恒久平和」「基本的人権」を保障する憲法は、たとえ戦勝国から押し付けられたものでも、価値有るものと理解したのでしょう
その制定については諸説がありますが、「平和憲法」という飴玉があったから、日本人はアメリカ合衆国を憎まず、愛してしまったのでしょう。
それほど、「平和憲法」は、日本人(日本国民)にとって、有り難いものだったのです
「平和憲法」は、何十万人の命、何百万人の命と引き換えに、日本人が手に入れた「戦争に参加しなくて済む特別チケット」なのですから、不平等な「日米地位協定」はそのままなのに、日本人自らの手で破り捨ててしまうのは、もったいないのではないでしょうか?
ノーベル平和賞をICANさんが受賞され生存被爆者が受賞されても、亡くなった方々の尊い命と引き換えに得た「平和憲法」ほどの実質的な効力はないかも知れません
一国の軍事力を72年間、専守防衛に傾けさせた平和憲法の実力は、相当なもの全ての国がこうした憲法に改正すれば、戦争は無くなるかも知れませんね。
だからこそ、実際は、アメリカ合衆国から、「平和憲法」の改正を政府は依頼されているのではないでしょうか?「特別チケットの期限は切れたから」と。
就任間もないトランプ大統領が、このことについて深くご存知とも思えません。もっと以前からの話かも?安倍さんの長期政権が守られているのは、そのため???
そう考えると、何も変えない、まだ変えない状況を続けて行くのが、有効かも知れませんね。
もしかしたら、何十年も前から憲法を変えろと言われながら、変えないで来た日本だったのかも知れません。
憲法を変えたら、外向きの戦争に必ず巻き込まれます。
そして、また焼け野にされてしまうかも知れません。内向きの防衛だけならば、今の自衛隊の皆さんのお力で十分なのではないでしょうか?外に兵として出したら、丸腰の状態に。
織田信長も、丸腰の状態で亡くなりました。
(AKKO-BEAR)
■安倍首相、改憲は「歴史的使命」=公明代表は慎重姿勢
(時事通信社 - 01月05日 12:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4931410