映画『黒い雨』の悲惨さの真実…☆ | ☆AKKO-BEAR☆の日記(雪山に熊を見に行く?)

☆AKKO-BEAR☆の日記(雪山に熊を見に行く?)

テディベアの故郷ドイツ・ギーンゲンを初めて訪ねたのは、冬のドイツ…☆
「雪山に熊を見に行ってくるから休み」とだけ言って…☆
ミュンヘン空港は、雪に埋もれていましたよ。
テディベアの父リチャード・シュタイフさんが大好きです…☆

昨日の国会中継では、いくつかの明確な論点がありました。
今回の一番の問題点は、
新三要件に該当したら、同盟国を助けるために、同盟国が戦っている当該国に対し、表明なしで、武力行使(自衛権というものは、自衛のため武力行使する権利。)をすることが出来ることクローバー
その判断は、政府の説明では曖昧ですクローバー

戦争反対派は、まるで駄々っ子みたい…そのように書かれている方がいらっしゃって、考えてみましたクローバー
70年前のことが昔過ぎる上、戦争の写真など学校図書館からどんどん廃棄されているので、本当に悲惨な戦争のことを知らない方が増えたということなんでしょうクローバー
しかも、若い人々から見たら、結構なおじいちゃんの総理大臣から、かっこよく提起されたら、良いと思うでしょうクローバー
でもね、きっとそれは違うクローバー
一番戦争の悲惨さを再現した映画「黒い雨」(今村昌平監督・田中好子主演・井伏鱒ニ原作)を捜して、見てみてください。ノーカット版があれば良いけどクローバー
戦争は惨いものですクローバー

■集団的自衛権>攻撃意思表明なしで行使可能 首相見解 (毎日新聞 - 07/28 23:35)
http://mixi.at/abKMtxs

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3539100

■安保法案は廃案に=亀井、山崎氏
(時事通信社 - 07月29日 01:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3539150




<追記>

■戦後まもなくに出版された井伏鱒ニの『黒い雨』は、不思議な作品で、原爆の悲惨を正確に描きつつ、
何故日本人がアメリカに統治されたことを嫌とおもわなかったのかが、わかる作品です。軍国主義に、辟易していたのです。
(安倍さんのおじいさんの岸信介さん達為政者がつくっていた軍国主義に)

日本人が自爆テロリストにならなかったのは、終戦末期、国に自爆テロを強要されていたからじゃないでしょうか?
(特攻を好きでする人なんて、世界中のどこにもいませんもの。)

当時の国民は、そういうのが本当に嫌になっていたのだと思います。

映画『黒い雨』も、原爆の惨状がリアルすぎですが、原作となった被爆者の日記を再現していますクローバー

白黒フィルム使用の映画。キャンディーズの田中好子さんが、幸薄い姪の役を本当にみずみずしく演じていて、8月6日の回想のシーンでは、紙屋町近くの風景の描き方に絶句してしまいます。この映画が封印されているかのように放映されないのは、この当日の被害のシーンのリアルさのせいかも。学徒動員で傷ついた少年の姿をあのように正確に描いたものは、もう無いかも…。戦中派の監督さんの深いこだわりです。

今だからこそ、見て欲しい映画ですクローバー

これは、今も昔も変わらない、状況の中で、懸命に生きる庶民の姿を描いています。