食品添加物まみれは危険!人生を狂わせるより

酸味料の基礎知識(1) 清涼飲料水は酸味料と砂糖で味付け

 

■清涼飲料水作りに欠かせない

酸味料が大活躍しているものと言えば、清涼飲料水です。
清涼飲料水作りに欠かせないのが食品添加物の酸味料です。
殆どのペットボトル入りや缶入りの清涼飲料水は、砂糖水に酸味料で酸味を付け、香料と着色料を混ぜただけ、と言っても過言ではないでしょう。

食品添加物の酸味料や香料、着色料を駆使して作られるのが清涼飲料水です。
清涼という名とは程遠いガラクタ飲料なのです。
名前やTVでの広告に騙されないようにしたいものです。

以下、「ニセモノ食品」作り最前線 別冊宝島 宝島社“酸味料の基礎知識”よりご紹介します。

1. クエン酸

・疲労回復に良い
・筋肉や神経の疲労予防効果がある
・脂肪の代謝にはクエン酸が使われる

と言った宣伝文句で、テレビで大々的にプロモーションされ、クエン酸サプリメントがブームです。

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【出典】http://babylon3.blog58.fc2.com/ より

体に悪いものではありませんが、少なくとも、テレビや女性誌が煽っているような効果は医学的に根拠がなく、言ってしまえば、それくらい安全な食品添加物と言えるでしょう。
レモンやオレンジなど柑橘系の酸味を演出するには不可欠な食品添加物であり、清涼飲料水だと入っていないものを探す方が難しいくらいです。

薬局にも普通売られていて、数百円もあれば300gの粉末を買うことが出来、大変安いものです。
ポットにこびりついた汚れなども、クエン酸の高濃度溶液に浸けておくととることが出来ます。
ポット洗浄剤の主成分もクエン酸です。

2. アスコルビン酸

アスコルビン酸というと聞きなれないかも知れませんが、ビタミンCのことです。
白色の粉末で水に溶けやすく、酸性で舌にじんわりと残る酸味があります。

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酸味料以外にも、食品添加物としては酸化防止剤や品質改良剤としての働きがあり、パンなどの品質安定や防腐効果を狙って添加されることもあります。
その使用目的によって、成分表示の欄に表示されたり表示されなかったりしますが、毒性らしい毒性はありません。
しかし、とり過ぎは要注意です。

3. リンゴ酸(DL-リンゴ酸)

リンゴ酸はリンゴやブドウなどに多く含まれる酸です。
リンゴ酸味の主成分で、実際に低濃度水溶液に加糖したものは、リンゴジュースのような味となります。
また、リンゴ酸は食品添加物としては、PH調整剤や乳化剤としても使用され、食品の品質劣化に歯止めを掛ける働きもあります。

4. 酒石酸(L-酒石酸)

酒石酸は、ぶどうやレモン、りんご、梅干などの果実含まれている果実酸のひとつです。
酒石酸は酸味のある果実、特に葡萄、ワインに多く含まれる有機化合物で、ぶどう酒をつくる際に沈殿する酒石の中に含まれているので、この名が与えられました。
数ある酸味料の中でも、最も強い酸味を持つもので、特にオレンジやブドウなどのコクのある酸味を演出するのに欠かせません。

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【出典】http://bacchus.ne.jp/s/koshu/ より

酒石酸は、クエン酸と同じようにクエン酸サイクルの働きで酸性物質を分解してエネルギーに変える働きがあり、疲労回復に効果があると言われています。
また、体をアルカリ性に保ち免疫力を強化する働きや活性酸素の発生を抑える作用などもあるようです。

酒石酸の水溶液は大変高級な酸味を持ち、クエン酸を水に溶かしたものだけと比較すると、その差は歴然で、高級な食酢よりも更に奥深い酸味があります。

使用法としては、

・酸味の必要な料理に、レモン汁の替わりに加えたり
・レモンティーの酸味に加えて高級な味に
・酢の物の料理に添加し、グレードの高い酢の物料理の演出

があります。

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【出典】https://nanapi.jp/102624 より

また、食品添加物として、酒石酸の塩類に酒石酸ナトリウム、酒石酸水素カリウムがあり、パンや菓子のベーキングパウダー等として使用されているのが、酒石酸水素カリウムです。

化粧品には、製品のpHを調整するために使われます。
ケミカルピーリングの溶剤のなかに、他のフルーツ酸(クエン酸、リンゴ酸など)と併せて入れ、皮膚に塗り古い角質をとり除き、加齢や日焼けなどが原因で衰えた新陳代謝を高めるといわれています。

5. 乳酸(2-ヒドロキシプロパン酸)

乳酸はブドウ糖が乳酸菌で分解されるとできる物質です。
乳酸は、本来動物の体内で作られる酸で、特に激しい筋肉運動をした場合、筋肉内に蓄積されます。
ブドウ糖の代謝の中で最終的に発生するものであり、体内にも豊富に存在する酸であり、食品添加物としては酸味料としても使用されています。

乳酸は、弱酸の中でも特に、カビや細菌の酸素を分解し、さらには細胞膜を破壊して、その活動・増殖を抑えることが知られています。さらに皮膚の保湿成分としても重要な働きをし、手肌の潤いを保つ作用があります。

サクランボやキゥーイ、パイナップルのようなちょっと特殊な酸味を持つ清涼飲料水を作る場合によく使用されています。

乳酸自体、乳酸菌が分泌することで代表されるような抗菌作用を持つので、他の酸味料にも味が判らないほど添加して抗菌性を高めるためにも使用されます。
日本酒の成分表示欄に乳酸と書かれていることがありますが、これは醸造の段階で腐敗を防ぐために添加するためなので、それが残留している、ということです。


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