いろいろなことが便利でスピーディーな時代、と言われてもうだいぶ経ちます。個人の経験や知識だけでは解決できなかったような問題もネットで情報を探し、同じような体験談や解決方法を見つけ出し、必要なものがあれば取り寄せ、方法が分からなくても検索できる。

 

私事ですが、最近ノートパソコンの充電がうまくいかないことが続き、僕もネットであれこれ検索しました。原因がACアダプターなのかバッテリーなのか、はたまたジャックの接触不良なのか。きちんと断定するにはそれぞれのパーツを問題のない製品に置き換えた時にきちんと動作するのかをチェックしなければいけません。それは家ではできないので(できたらそのままそのパーツを使うだけだし…)、症状からACアダプターの断線だろうとは思いながらも、電気屋さんに行くことに決めました。

 

きっと、ネットで自分でACアダプターを購入して、それを試せばうまくいく。または、電流を計るテスターを買ってアダプターを調べて、もし生きていればジャック部分の接触を疑う。

そうやって自分でネットを使って解決したら、それはそれで気持ち良いことです。これまでにもネットにはたくさん助けてもらっています。

 

でも、前述したように今回は電気屋さんを選びました。もしかしたら電気屋さんで問題のあるパーツを特定できないかな、とか、そのまま代替品が売っていれば、ネットで買って翌日の配送まで待たなくてもいいな、と考えたのです。

 

結果、今回は自分で解決するよりもはるかに良い気持ちになれました。

横浜駅西口にあるヨドバシカメラさんにPCとアダプターを持っていったら、丁寧にパーツのパターンを変えて試してくれて、やはりアダプターが断線していると特定してくれました。そしてアダプターの売り場を教えてもらい、別の階の売り場に行くと、そこには僕のPCに使えそうなものが。ネットで調べたアダプターよりも少しだけ値がしますが、その日のうちにPCが使えるなら、まったく問題ない程度の金額差。

 

でも、本当に素晴らしかったのは、ヨドバシカメラさんの店員さんたち。入って最初に相談した店員さんはしっかり話を聞いてくれて、一緒にパソコン相談のコーナーへ行ってくれました。そこで担当者にしっかり僕のPCの状況を説明までしてくれました。しかも相談コーナーの担当者が作業を開始するまでその場にとどまってから去っていきました。

 

相談コーナーの担当者もしっかり問題を特定してくれて、こちらがアダプターを取り寄せするのではなく、売り場で代替品を見たいと言ったら、電流電圧などの数値やジャックの形状などをしっかり説明してくれました。

 

売り場にいくとすぐにコレでいけるだろう、と思う製品を発見。念のため自分で持ってきていた断線しているアダプターのスペックと製品を見比べて、確信して買おうとしました。しかし、たまたま売り場にいた店員さんに軽い気持ちで「これ、僕の持ってるこのノートに使えますか?」と聞いたら、少しお時間がかかりますが、といってすぐに売り場近くのパソコンで検索を始めてくれました。こちらは安心のためにちょっと確認したかっただけなのに、なんて丁寧な!!

 

結果、大丈夫だとわかり、そう伝えられました。あんなにちゃんと調べてくれて言われた「大丈夫」。もう、実際に家に帰って充電を開始しなくても、絶対に問題は解決した、と思いました。

 

最初から最後まで、どの店員さんも、ものすごい親身になってくれて、安心して製品を買うことができました。自分でネットで調べて、高い確率でこれだと思うものを買うとき、そこには少し不安もあります。情報源に対する不安。自分の判断に対する不安。

 

気持ちの良い接客と丁寧に物事を調べてくれる店員さんたちのおかげで、ネットの買い物も便利だけど、店舗での買い物はそれとは違う気持ち良さがたくさんあるんだな、と気づくことができました。

 

僕がやらせてもらっている翻訳の仕事も、英語の本をただ日本語にすることで日本人の読者にとって便利にする、というだけではなく、言葉や文化の違いを含め、どうやったら読者の方が気持ち良くその本を読めるのか、ということを意識しながら一語一語大切にやくさなければいけないな、とあらためて感じさせられました。

 

ありがとう、ヨドバシカメラさん!!

 

P.S. そういえば「ゴールデンアースが起動した!」と「あなたはどの星のゴールデンエネルギーなのか」を翻訳した時は、ヨドバシカメラの地下のレストラン街のカフェに連日通って、コンセントのある席で作業していました。その本がこちらです↓