5月に日本列島を騒がせた台風。
関東には上陸することなく温帯低気圧に変わりましたが、それでも暴風と時折叩き付けるように降った雨に夜の予定を変更したり、帰宅の際に苦労をされた方もいたかと思います。

僕も帰宅時間がちょうど雨風のピークと重なってしまいました。
駅を出て歩き始めて、2分と立たないうちに傘は逆方向に花咲き、もはや雨具としては使い物にならない有様………。
タクシー乗り場には気の遠くなるほどの行列が並んでいるのを少し前に見ていたので、そのまま濡れて歩くことを決めました。

ある程度ずぶ濡れになるとかえって開き直るもので、途中からは風による危険物の落下だけには気を付けながら、普段とは違う街の表情や空模様を楽しみながら歩きました。

すると、すぐ目の前を歩いていたオジさんの傘も逆方向にファイヤー!
あちこちで壊れた傘を持って歩いたり走ったりしている人たち。

さて、目の前を歩くオジさんは、おもむろに携帯を取り出すと壊れた傘を高々と掲げ撮影。
何カットか撮り終えまた歩き始めました。

「あ~、こういうのをブログなりツイッターなりにアップするんだぁ。へぇ~」
と、なんだか勉強になったような気でオジさんの背中を眺めてしまいました。

そのまま濡れて街を見ながら歩いて帰ったのですが、一つだけ残念なことが………。
あちこちに壊れた傘が捨てられていました。もう雨具としては役に立たなくても、それが風で飛んで誰かを傷つけてしまう凶器になるかもしれない、とは思わなかったのかな?次の日にその傘を片付けるビルの管理者や家の持ち主の気持ちを考えていなかったのかな?
きっと、考えていなかったのかな、と思います。考えた上で、それでも捨てていく人はそれほど多くはないと思うので。
ということは、そこに思いを巡らせていないことが問題だよなぁ。
悪気があったとかなかった、だけではなく、ひとつ呼吸をおいて考えないことが結局誰かを傷つけてしまうということを自分も肝に銘じておかなくちゃ………、と思わされました。

今日からは夏日のようです。
みなさん、体調管理に気を付けて日々をお過ごし下さい^^