精神疾患の患者さん同士で作業所で仲良くなり性交渉をして、気づいたら赤ちゃんがおろせない時期だった。(日本では22週未満で中絶可能です。)
産むしかない。その本人も相手も年金に頼って生活しているから結婚もできないし、子育てなんてできない。
そもそもその患者さんの親が危機感を感じていて、自分はもう後期高齢者で、これから新生児を育てるなんて可哀想だけど無理だってはっきり言われた。確かにそうだと思った。
子供を産むってことは産んで終わりじゃない。そこから20年間責任を持って育てる必要がある。(たとえば医学部に行くなら現役で入ったとしても23歳まで学費がかる)
精神疾患のある方にどこまで性教育できるのか分からないけど、結局、辛いのは全部女性。そしてその女性の家族。
せっかくお腹で10ヶ月も大事に育てた赤ちゃんなのに自分で育てられないってすごく悲しいよね。最後、児童相談所に預けることになり、家族でお別れしてもらった。わたしも思わず泣いてしまいました。
どこかの誰か、優しい里親に、愛情たっぷりに育ててもらえたらいいな。
その子には、お母さんがすごく頑張ってお腹で大事に育てて生まれてきたんだよって伝えたい。
小さい時からの性教育が大事。
子供にはちゃんと、言葉が通じるようになってから、プライベートパーツはほかの人に見せない、触らせないって教えている。もし見せてって誰かに言われたらまず親や先生に言うようにって教えた。
うちの子たちが幸せかは不明だけど、とにかくしっかり成人するまで育てなきゃ、と実感した出来事でした。